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2004年10月
田原桂一 光の彫刻(東京都庭園美術館)
美術
/
2004-12-04
今日は東京都庭園美術館の
田原桂一展
に行きました。
目黒駅から庭園美術館へは道々銀杏が植わっています。
中には鮮やかな黄色を見せる樹もあるのですが、もう
12月だというのに色づきは今ひとつ。今年は残暑が厳
しかったし、秋口に台風はばんばんやってくるし、植
物も季節の変わり目が分からなくなったのでしょうか。
今回は歴史的な建築物の中で現代美術を展示すること
を試みたそうです。普段の展覧会とは大分雰囲気が異
なりました。布や石やガラスに印画された作品は、あ
るものはパネルに掛けられ、あるものはアクリルの板
に挟まれ、あるものは窓枠に嵌められ、様々な展示方
法が試みられています。
被写体は彫刻が多いのですが、その写されているもの
よりも、ものに印画する、その技法の方が前面に出て
いて、私は作品に入り込めなかった...
伝統的な写真家は被写体に仕えるために光をあてるが、
田原の作品は被写体が光に仕えている、といった評論
家の言葉が引用されていました。被写体の存在を我々
に見せるのは光です。一連の作品で、被写体が田原の
光に仕えさせられているように見えて、少し残念...
会場の二階で展示されている普通の写真には魅かれる
ものがありました。芸術家のポートレートや街の写真。
特に窓枠の連作は、きっと若かったであろう作者の、
異国での不安な気分が色濃く出ていました。
今回は白黒の作品ばかりでしたが、受付の売店では日
本で撮ったカラーの写真集なども売られていました。
その中には、はっとするような色が見られたので、光
にこだわらず、これまでの作品を振り返るような展示
にした方が良かったと思います。
12月17日(金)~24日(金)の午後4時30分~午後8時に
はエントランスで光を使ったインスタレーションが見
られるそうなので、その時期に行くと、また、違った
発見があるかもしれません。
コメント (
7
)
|
Trackback ( 0 )
«
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コメント
はじめまして
(
どんぐりマミー
)
2004-12-10 20:29:29
ザオ・ウーキーの事を調べていたら、ここに来ました。
私が行きたかった、もしくは行った美術展にほとんど行ってらっしゃるのでなんか、すごいです。
庭園美術館の田原桂一展は実はけっこう拾いものをしたな。。。と思いましたよ。その世界観と美術館そのものの融合がよかったです。
あと、作品にタイトルや解説のプレートがなかったのもよかったかも。。
また見に来させてください。よろしかったらマミー宅にもぜひどうぞ。
Unknown
(
lysander
)
2004-12-10 23:15:52
> よろしかったらマミー宅にもぜひどうぞ。
いきました。
かわいいお子さんですね!
田原さんの表現・・・
(
はろるど・わーど
)
2004-12-24 23:48:38
こんばんは。
>窓枠の連作は、きっと若かったであろう作者の、
異国での不安な気分が色濃く出ていました。
私も同感です。
一緒に見に行った連れは、あの作品群にいたく感銘しておりました。
私はトルソーのシリーズが面白いかなと思ったのですが、
確かに被写体が光に仕えさせられているような感があったかもしれません。
しかし、光と格闘して、
様々な表現形態に取り組んでいる田原さんを見ると、
今後もまた新しい表現に挑戦していきそうな気がします。
また見せてほしいです。
TBありがとうございます
(
どろん
)
2004-12-28 00:26:05
ご挨拶がすっかり遅くなってしまい、すいません。
lysanderさんの記事を読むと、なんとか時間を作って行こうかなぁと思いました。
それにしても、フットワークが軽くて羨ましいです。
Re: TBありがとうございます
(
lysander
)
2004-12-28 02:08:20
どろんさん
コメントありがとうございます。
> フットワークが軽くて
ちょうどそういう周期のようです。
ただ、会期の終わり間際に観ることが多いの
で、もう少し余裕を持っていろいろ書ければ、
参考にしてもらえるかなぁと思いつつ...
トラバありがとうございました。
(
ユリノ
)
2004-12-29 09:28:33
lysanderさん、こんにちは&はじめまして。
庭園美術館「友の会」初心者です。
「友の会」懇談会は、田原さんのお話が聞けて良い経験でした。
光・色・形・空間・等々…。
私は裏階段の窓に飾ってある「葉っぱ」が好きです。
サボりっぱなしのブログですが、どうぞよろしくお願いします。
Re: トラバありがとうございました。
(
lysander
)
2004-12-29 22:23:01
> 裏階段の窓に飾ってある「葉っぱ」
透けて見える葉脈がとてもきれいでしたね。
私は風呂場の窓枠が面白いと思いました。
そうそう。
絹にプリントしたものにはくすんだ金色のフ
レームが使われていましたが、光と闇の対比
を見せるならば、やはり黒にすべきだろうと
思いました。
まぁ、大きなお世話かな...
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私が行きたかった、もしくは行った美術展にほとんど行ってらっしゃるのでなんか、すごいです。
庭園美術館の田原桂一展は実はけっこう拾いものをしたな。。。と思いましたよ。その世界観と美術館そのものの融合がよかったです。
あと、作品にタイトルや解説のプレートがなかったのもよかったかも。。
また見に来させてください。よろしかったらマミー宅にもぜひどうぞ。
いきました。
かわいいお子さんですね!
>窓枠の連作は、きっと若かったであろう作者の、
異国での不安な気分が色濃く出ていました。
私も同感です。
一緒に見に行った連れは、あの作品群にいたく感銘しておりました。
私はトルソーのシリーズが面白いかなと思ったのですが、
確かに被写体が光に仕えさせられているような感があったかもしれません。
しかし、光と格闘して、
様々な表現形態に取り組んでいる田原さんを見ると、
今後もまた新しい表現に挑戦していきそうな気がします。
また見せてほしいです。
lysanderさんの記事を読むと、なんとか時間を作って行こうかなぁと思いました。
それにしても、フットワークが軽くて羨ましいです。
コメントありがとうございます。
> フットワークが軽くて
ちょうどそういう周期のようです。
ただ、会期の終わり間際に観ることが多いの
で、もう少し余裕を持っていろいろ書ければ、
参考にしてもらえるかなぁと思いつつ...
庭園美術館「友の会」初心者です。
「友の会」懇談会は、田原さんのお話が聞けて良い経験でした。
光・色・形・空間・等々…。
私は裏階段の窓に飾ってある「葉っぱ」が好きです。
サボりっぱなしのブログですが、どうぞよろしくお願いします。
透けて見える葉脈がとてもきれいでしたね。
私は風呂場の窓枠が面白いと思いました。
そうそう。
絹にプリントしたものにはくすんだ金色のフ
レームが使われていましたが、光と闇の対比
を見せるならば、やはり黒にすべきだろうと
思いました。
まぁ、大きなお世話かな...