ホワイト餃子対ファイト餃子

これを読まれている方の中にホワイト餃子をご存知の方は
いらっしゃいませんか？これが凄く個性的な餃子なのです。

皮にフランスパンの生地のような素材を使ったひと口サイ
ズの餃子で、カリっと焼けたときの香ばしさは何ものにも
変えられません。

初体験はつくば支店。学生時代の先輩に連れられて行った
のですが、先輩はおもむろに注文するのです。『餃子五十
個』。わが耳を疑いました。『お前三十個、俺二十個』で
注文してもらった餃子は結局二十七個にまけてもらったの
ですが、それ以来、やみつきになってしまいました...

これも学生の頃、友人と二人で山登りに出かけました。そ
の帰り道に前橋で見かけたのがホワイト餃子。ここはいい
店だから寄って行こうぜと友人誘って私の注文は『餃子三
十個』。十五個ずつ食べるつもりで頼んだのですが、食の
細い友人で、五、六個食べると嫌そうな顔をし始めました。
怒ると無口になる奴なので、一生懸命食べました。友人の
嫌気が最高潮に達しようかという時に、タイミングよく、
友人の頼んだスープが運ばれてきました。これで口でも直
してもらえばと思ったのもつかの間。

スープの上に、餃子が三つ、浮かんでいるのです...

友人は帰りの車で口をきいてくれませんでした...

会社に入ってからも好きな奴はいるものです。金沢大学
出身の友人です。金沢にはファイト餃子の技術連携店(!?)
の第７餃子があって、その店を知らない金沢大学の学生は
もぐりだそうです。まるで何かが入っているかのように食
いまくっていたそうです。

一度、車４台で金沢へ遊びに行ったことがあるのですが、
晩飯は第７餃子でした。社会人にもなって、何が悲しくて
金沢で餃子食べてるかなぁ...

という思い出は数々あるのですが、巣鴨にも技術連携店(!?)
が存在してます。その名もファイト餃子。怪しい名前です
よね。ほとんどパチもの。だけどこの店にはとてもお世話
になっていて、北区界隈に住んでいた頃、月に二回は通っ
ていました。

で、北区、板橋区のあたりではホワイトが旨いかファイト
が旨いかで喧々諤々の議論があるそうです。一度、食べ比
べたいな...

き、き、きんだんしょうじょうがっ！！！