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Gmail For Android 5.5以降で追加された「Gmailify」機能を使ってみる

2016-02-26 10:25:47 | Android

Gmailで実装されている強力なメール分類機能、スパムフィルターがOutlook.comアカウントでも使用可能に!!

Googleが運営しているフリーメール「Gmail」には強力なメール分類機能やスパムフィルター機能、Android搭載機でのGoogle Now連動機能などが実装されていますが、先日更新されたAndroid版Gmailクライアント(Version 5.5)ではほかのメールアドレスに対しても「Gmailify」としてGmailで実装されているこれらの機能を利用することができるようになりました。現状利用できるのはOutlook.com(先日日本の.co.jpドメインのほうにも対応し、旧Hotmail時代のhotmail.co.jpなどのアドレスでも利用できるようになりました)、米Yahoo!メール(日本のYahoo!メールは未対応)など、一部のサービスのみとなりますが、GmailアカウントにリンクさせることでHotmailや米Yahoo!メールのアカウントに対してもGmailのメール分類機能、スパムフィルター、Google Now連動などの機能が利用できるようになります。

GmailにリンクさせるのでWEB版Gmail、Android版Gmailアプリではリンクさせたメールアドレス宛てのメールもGmailに表示されるようになる

使い方は簡単で、Gmailの設定からリンクさせたい対応している他社メールサービスのアカウントを開いて「アカウントをリンクする」からリンクさせるだけです。

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リンク後はGmailアカウントとリンクした他社メールサービスのアカウントがGmail側のほうに統合され、アイコンもリンクされたことを示すアイコンに変更されます。

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またリンク後はGmailアカウントのほうに統合した他社メールサービスあてに受信されたメールも表示されるようになり、Gmailの機能であるメール分類機能やスパムフィルター、Google Now統合が利用できるようになります。(上のスクリーンショットのうちTo.自分となっているほうがGmailアドレスのほうで受信したメール、黒塗りで隠しているほうがリンクしたhotmail.co.jpアカウントで受信したメールになります)

またWEB版Gmailでもこの変更は有効になり、リンクしたメールアドレスをGmailでも管理できるようになります。メールのやり取りは従来通り可能で、送信時にリンクしたメールアカウントを指定して送信することも当然可能。また従来通り元のメールサービスのWEBメールページで送受信を行ったりGmailfyに非対応のiOSデバイスやWindows 10 Mobileデバイスでの送受信も従来通り可能です。リンクをやめたければいつでもアカウント設定からリンクを解除することも可能で、その場合Gmail側にコピーした他社メールサービスあてメールを残すか、完全に削除することも可能です。

Outlook.com自体にもスパムメールフィルター機能自体は実装されているのでこれだけのためにGmailアカウントにリンクさせる必要性があるかといえば微妙なところですが、それ以外の強力なメール分類機能やGoogle Nowカードとの連携機能がOutlook.comアカウントでも使えるようになるのはやはり魅力的。現在使えるのはWEB版とAndroid版クライアントのみですが、いつでもリンク解除することもできる上に非常に使いやすくなるので対応するメールサービスを利用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。


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