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ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド(2005)レビュー

2015-02-23 13:43:57 | アニメ・コミック・ゲーム

2005年12月発売(日本語版)。XBOX360のローンチタイトルでもある2005年版「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」のレビューです。早いもので今年でリリースから10周年を迎えるんですね…

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開発元は「EA BlackBox Studio(旧EA Canada)」で、2003年の「ニード・フォー・スピード・アンダーグラウンド」に続く第2期NFSシリーズの3作目に相当し、ストーリー的には前作「アンダーグラウンド2」、そして本作の続編「カーボン(2006年)」とストーリー的にはつながっていたりします。日本語版としてはPS2、XBOX360、GC、PSP、PC,向けでリリースされ、海外版としてはGBA版、DS版、初代XBOX版もリリースされています。PSP版とGBA版、DS版は携帯ゲーム機ゆえにゲームの流れは同じもののストーリーはカットされたサブセット版的なものになっています。PSP版は持っていたのですが本編とだいぶ内容が異なってがっかりした記憶があります。

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2003年のアンダーグラウンド、2004年のアンダーグラウンド2同様、映画「ワイルドスピード」シリーズに影響されたスポコン路線を継続させつつ、2001年の「ニード・フォー・スピード ホット・パースート2(日本語版は残念ながら未発売)以来久々となる警察車両による追跡要素が復活。追跡を妨害するために町のオブジェクトを破壊する「パースートブレイカー」も採用されています。

登場車種はBMW M3 GTR(E46)のほかこのゲームが初登場となったポルシェ・ケイマン Sやフィアット・プント、2010年のホットパースーと以降はトラフィック車両として再利用されることになるシボレー・コバルト SSなどが登場。日本車も多数登場しておりレクサス・IS200(日本名アルテッツァ)やスバル・インプレッサ WRX STi、三菱 ランサー・エボリューションVIIIなどが収録されています。日産車両も当初は収録する予定はあったようでPC版のインストール先フォルダに350Zなんてフォルダが用意されていたり、警察無線でも日産用の読み上げ音声が収録されていたりするのですが、土壇場になってキャンセルになっているようです。

UGから搭載されている多彩なカーカスタマイズ機能は本作にも用意されており、ボディキットやバイナルなどを組み合わせて自分だけの車を作ることができます。

ストーリー的にはのちにF2Pの「World」の舞台になった架空の都市「ロックポート」を舞台に「レース中卑怯な罠にはまり愛車を奪われた主人公が、謎の美女ミアや同じストリートレーサーローグとの協力の下、愛車を取り戻すべくブラックリストのランカー1位を目指す」というものになっており、ミア役に「ヴァン・ヘルシング」のジョジー・マランを採用するなど映像面ではハリウッド映画を意識したような演出となっています。

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次回作にも登場することになるクロスのおっさんは割とインパクト大で覚えてる人も多いのではないでしょうか。「あたりまえだ!!」

キャリアモード終了後もいろいろな課題に挑戦する「チャレンジシリーズ」が用意されているなどプレイヤーを飽きさせないつくりとなっており、いまだにユーザーの手によるアドオン車両がリリースされ続けるなど、新作が何本が出た今でも長く愛される作品となっています。

PC版の要求スペックは動かすだけなら意外とゆるく、Pentium M+内蔵グラフィックスIntel GMA 900でも動かすことは可能ですがXB360版と同レベルの最高画質設定を望むとけっこうハイエンドなPCが必要となりますが、それでも現在のCore i3+Intel HD Graphicsでも最高設定で余裕で動くと思います。一応Windows 10 TP x64でも問題なく動作しますし、中古でPC版を探すのはいろいろ面倒だと思いますがCS版なら割と手に入れやすいのでプレイする機会があれば是非。自分もいまだにたまに起動してはプレイしています。


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