ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

当たり前だけどクライミングは安全を優先

2021年03月04日 09時14分50秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 溶結凝灰岩は脆い部分が多い。先日、ヨメとそんな岩の岩場に行った。先にヨメがリードで登った。俺もたまにはリードしてみるかなと思ったら「止めた方が良い」と言う。じゃぁトップロープでと登り始めたらボロボロの岩だった。リードで登ってて掴んだホールドがボキッと折れたり足を乗せたところが欠けたりすると変な落ち方をする。俺はよくこんな所を登ったなと聞くと少し前にトップロープでやってたしグレードも 5.10a だからと言う。でも途中で怖かったし 5.10a とは思えないとも言う。何故グレードをそこまで信じれるのか理解出来ない。どんな低いグレードだろうが難しくて危ないと思ったら登るかどうか考えるべきだ。

 折角ここまで来たのでっていう山の遭難をたまに聞く。フリークライミングだって同じだ。兎に角登りたい一心で折角ここまで登ったので最後まで行くというのは止めて欲しい。フリークライミングでは危ないと思ったらチョンボ棒使えば終了点まで簡単に安全に行けるからヌンチャクを全部回収する事も出来る。古いカラビナをセットしてそこで引き返すのも可能だ。カラビナなんて新品買ったところで今では千円もしない。ただ静かに降りるだけならホームセンターの安い鉄製のでもOKだ。それを惜しんでやる価値は無い。

 脆い岩場の代表みたいなのの1つが2019年秋に公開された佐久志賀の岩場だ。のべ沢山の人が登った人気ルートでもいまだに岩が欠けたりする。なので1本目にプリクリップ推奨である。こんな簡単なルートで落ちるわけがないってルートでもプリクリップはして欲しい。まさかこんなホールドがなんてのが欠けたら大変だ。それと登るラインから外れるのは特に危ない。何故ラインを外れるかというとちょっと離れた所に持ちやすそうなのがあるからだ。公開前にそんな事故があった。岩を掴んだもののボキッと折れてクライマーは落ちて捻挫。遠くのガバより近くのカチ。





 下の動画は岩の脆い部分とそうでない部分を叩いた時の音である。叩いたのは2箇所でそれぞれ2回ずつ。ドアをノックするように手の甲で岩を叩いても普通は音はしないけど脆いところや今にも剥がれそうな所だとコンコンという軽い音がする。動画では手ではなく小石にした。何度かリハーサルしたら手がちょっと痛くなったのだ。まぁでも録音した音は実際と同じではなかった。録音は中々難しい。

最初に叩いたのが脆い岩
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