この前の日曜日、26日はけっこう強い風が吹いていてそれは天気予報でも前日から予報されていた。この山岳部の人にとって幾ら簡単な山でも風が相手ではちと違うだろう。サッカーゴールが、それもネットの張ってないのが突風で5mくらいの距離をススーッと移動したのを見てから風は怖いもんだと思ってる。
遭難した人達は耐風姿勢を取れるから大丈夫なんて思ってて強風予報は重視してなかったのかなぁ、といより教授が言うように悪天候を度外視したからこうなったんだろうね。随分前、岳人(がくじん)という山岳雑誌の対談記事で、「 いくら風に強いテントだからって家が飛ばされる風が吹く台風の中で張るとは… 」 なんてのがあった。テントごと飛ばされてっていう事に対してだった。風に強いってのは他のテントに比べての話。
雪が無くても強風の中の登山は疲れるもんだし、体力を消耗することもある。年末年始に標高3100m付近の稜線を歩いてた時、風に一吹きされたとたんに震えが止まらなくなった事があった。もう夕方だったので数分歩いた処でテントを張って中に入った。恐らくバテてたからだろうけど信じられないような体験だった。
他にも中高年の遭難事故があった。どんな人達か記事からは分らないけど25日入山ってそれはないだろう。幾ら老い先短いからって天気が悪かったら中止したらどうかねぇ。京都府立大の学生にしたって、世界初の事に挑戦するならともかく簡単な山に命かける価値なんて無いでしょうに。まだまだ人生長いんだから延期したって構わないじゃないか。
どんなに荒れても本人がその気になって「勇気」を出さなきゃ危険には遭遇しないでしょうし。
危ないから「行っちゃダメ」なんてことは岳人には通用しないかも。タイミングもあるだろうけど、君子は近づかないに限る。(この場合君子とは私のようなヤツ)
無念だったと思いますけどねぇ。
> 危ないから「行っちゃダメ」なんてことは岳人には通用しないかも。
元々行く事自体が危ないですからねぇ。
> (この場合君子とは私のようなヤツ)
キミコさんっていうんですね、って違う!
(^-^;