チョークバッグを洗った

　女の人は、なんて書きだすとそういう偏見めいたことはどうたらとお叱りを受ける。なので今まで見た女の人は、ということにした。その人達は自分が持っている機械の類を掃除しない人が多い。目を背けたくなるような手垢だらけのキーボードを使ってる人も居たし、自転車なんかもチェーンが錆びてたりする。

　クライミング道具だと靴やロープを洗わない人はけっこう見てきた。それ元の色って何色なのって聞きたいようなのを平気で使っている。もっとも義兄なんかもそんな感じだ。ちなみに義兄はメカに極めて弱い。恐らくメカに弱いってのが共通なのかも。


左がオレサマので右がヨメの

　チョークバッグを久々に洗った。このバッグには体操の選手なんかが使う滑り止めの白い粉(炭酸カルシウム)を入れてある。粉の事をチョークと言い岩を登ってる時に手に付ける。このバッグを洗おう洗おうと思いつつ中に入ってるチョークを出すのが面倒でついつい先延ばし。今回は自分のを洗うついでにヨメのも洗った。恐らくヨメのチョークバッグは生まれて初めて洗濯機の中に入ったのだろう。

　俺のチョークバッグには下のような毛糸で作ったボンボンを入れてある。これがあると掌にチョークが付き易い。ヨメにもやればと言ったがそんなものは要らないと一蹴された。ヨメはチョークを気休め程度にしか付けない。だからチョークが入って無くても平気なのだ。