岐阜の友達に紀伊半島に行く話をしたら凄く遠い場所だと言われた。特に名古屋から遠いよ、と。実際は思った以上に遠かった。条件さえ良ければ家庭訪問もなんて思っていたが想像以上の遠さはそんな可能性を吹き飛ばした。
連休最後のフルムーン3日目、和歌山から乗った特急は新宮まではガラガラ。大阪から離れるからだろう。しかし新宮から名古屋方面の指定席は全て塞がっていた。アナウンスで途中駅で満席になるっていうんで一旦降りて次の電車に乗ることにした。乗るなら始発がいいだろうということで再び紀伊勝浦まで戻る。本当は1時間くらい前から自由席待ちをしたかったけど30分弱前に着くという微妙な時間。再び座れないかもしれないと心配したがその電車では自由席もまばらだった。
自分の時間感覚では和歌山から新宮までかかった時間と同じくらいの時間で新宮から名古屋まで行けるものだと思っていた。位置感覚はというと津の辺りが名古屋。しかしそれが大きな勘違い。名古屋は伊勢湾の向こう側にあった。時刻表は持っていたけどそこにあるデフォルメされた地図では遠さが分らなかった。それにしても名古屋までは遠かった。
結果的には朝の8時に和歌山を出発して夜中の11時に家に着いた。途中でもう一泊しようと思うくらいだったがヨメ体調がちょっと悪いってことで無理して家まで戻ることにした。まぁ何というか耐久レースみたいなもんだね。でも外国だったらこの程度のことは良くあるかもしれないと思うとそれはそれで楽しめた。それと和歌山と大阪がこんなに近いというのは今回初めて実感。
今回の電車で一番嫌だったのが帰りの新幹線、名古屋で間違って喫煙車に乗ってしまったことかな。しかも座れない。それでも運良く浜松で座れたが一頃よりはマシとはいえ東京までずっと煙の中。品川からは席を立ってデッキに移動。でも東京から佐久平まではグリーン車にも乗れたし、何より長野新幹線は全て禁煙車ってのが良い。
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