少し前に新しいチェーンソーを買おうと思ってた時、充電式が気になっていた。既に持っている電気コード式
(MAKITA MUS351)はボッケ家で使うには十分のパワーだけど、充電式のはカタログを見る限り電気コード式のに比べて6割くらいだ。ネット上では評価は2つ。力が今一つなんて記事と、これで十分という記事の両方。問題は自分にとってどうなのか、である。
そしたら遠方の友達がまさに気になっていたのと同じ充電式のチェーンソーを買った。早速使わせてくれと頼み、それがようやく実現した。お土産は河川敷で取ってきた直径20cmくらいのニセアカシアの丸太。立ち枯れて乾燥十分な木なので普段切る木の中では一番固い木だ。比較用にボッケ家に現在あるチェーンソーを持ってったので都合4台の品評会となった。
4機種比較表項番 | メーカー | 型名 | 装備重量 | チェーン形式 | 備考 |
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1 | MAKITA | MUC350D | 4.6kg(カタログ値) | 91PX-52E | 充電式 |
2 | MAKITA | MUC351 | 6kg | 91VXL-52E | 電気コード式 |
3 | 新宮商工 | 不明(1990年頃のモデル) | 6kg | 25AP-76E | ≒35cc |
4 | STHIL | MS 192C-E | 4kg | 90SG-50E | 30.1cc |
写真向こう側から上表の項番1、2、3、4
どれが一番切れるかというのはエンジンの力だけでなくソーチェーン(*1)の切れ具合にもよるので単純には判定出来ない。だけど大雑把に言うと項番1の充電式以外はパワーはほぼ同じ。やはり充電式は他と比べると心許ない感じだが、主に15cm未満の丸太ならこれでも十分だと思った。
家に戻って写真を見てようやく気が付いたけど、この充電式のは他の機種と違ってトップハンドル型だった。リヤハンドル型と比べるとキックバックが起きた時にやや不利だ。そんなわけで藪が多い所で使うことが多いボッケ家では敬遠して良かったのかな。
トップハンドル型は矢印の所にハンドルが無い
音は当然エンジンの方がうるさい。古い新宮商工製のは耳当てをしないとやってらんないが、スチールのは新しいだけに耳当て無しでも我慢出来るくらい。今時のはスチールに限らず皆そうなんだろうな。
4機種の安全対策比較表項番 | メーカー | 型名 | 安全対策 |
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1 | MAKITA | MUC350D | チェーンブレーキ(*2) |
2 | MAKITA | MUC351 |
3 | 新宮商工 | 不明(1990年頃のモデル) | 無し |
4 | STHIL | MS 192C-E | 慣性自動チェーンブレーキ(*3) |
注釈*1 | チェーンソーに使われてるチェーン状の刃はソーチェーンと言う |
*2 | ハンドルバーに手が当るとチェーンの回転が止まる(手が当らないと止まらない) |
*3 | キックバックの勢いでチェーンの回転が止まる |
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