群馬県の南牧村(なんもくむら)に九十九谷という地名がある。何て読むんだろ、つくもだにかな、それともそのまんまきゅうじゅうきゅうだにかな、なんて話してた。ちなみに南牧村は長野県にもあって、この場合はみなみまきむらと読むので地名というのは中々難しい。
山を歩いた後、登り口と違うところに降りた場所に小さな橋があった。何気に橋を見たらくじゅうくたにばしとあった。暫くすると地元の人らしき人がこちらに向かって歩いてきた。地名の話を尋ねたらやはりくじゅうくたにと地元では呼んでるそうだ。「 つくもと言ってる人も居るけどどっちでもいいさ 」 なんてその人は言ってたけれど、つくもと言うのは恐らく他所から来た人なんだろう。
インターネットを探すと読みの勝負を避けてるページが多かったけど、わざわざ九十九谷(つくもだに)と書いてあるところもあった。これが大手出版社の本だったりすると世の中の人がそういう地名だと思い込んでしまうんだけど、たまにそんな事がある。
白駒池といのがそうだ。地元ではしらこまのいけと呼んでたんだけど、しらこまいけと紹介されてから話がややこしくなっている。山という文字は、××山を××さんと読んだり××やまとよんだり色々。どう読むのかは地元の年輩の人に聞くのが一番かな。
こういう場合ふりがなをつけて欲しいですね。
社保庁職員は様々な地方出身者が居るわけだから自分が住んでた場所と読み方が異なるなんてのは幾らでも見聞きしてるはずですよね。
同じ保険がつく職場でも随分と違うもんですね。