初対面の人と親睦を深めるには共有体験というのが一番良い。そんな訳で誰も完登してないルートをなんとボッケ家もやることになった。何より折角のトップロープ状態。据え膳食わぬは男の恥、トップロープ遠慮するようじゃクライマーではない。
そしたらクラックの所に行くまでが大変だった。兎に角クラックの所まで行かなきゃ話の種もヘチャチャもない。スタテイックで行こうとゴソゴソやったけどガバっぽい棚までは手を伸ばせばほんの少し。そこでトップロープってこともあってランジ。それを見た師匠は「君は下手なんだからそういうガサツなムーブが一番似合ってるよ」と厳しいお言葉。
ここから棚までガサツなランジ
このレベルのルートになると上手い人もそうでない人も到達点は同じ。これがコンペだったら横一線で大問題だ。たださすがに上手い人は違う。ジャミングしたけど指が痛くて無理と言っていた。俺はフィンガージャム見習いだから指が決まらない。だから痛みなんて全然。このルート、力と技だけでなく指の皮の強さとかそんなのも必要なんだろうな。
まるで離陸出来ず
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折角師匠(当時)の事は伏せといたのに(^^;;;