フリークライミング用の岩壁にはヌンチャクをかけるハンガーがある。一般的にはハーケンと言った方が通じる。でも全くの別物。ルートの終了にはカラビナがかかっていてそこにロープをかけて降りて来る。最後に降りる人は途中でかけたヌンチャクを回収する。
数年前、まだ公開前の佐久志賀で毎週県外から来てる人達が居た。
その人達は全員登れるまで同じルートをずっとやるというやり方。あろうことか毎回終了点のカラビナを使って降りていた。グループでそれを毎週やられたらたまらない。直ぐにすり減って使えなくなる。そこで2回以上やる時は必ず自分のカラビナをセットしてそれを使って降りてくれと頼んだ。しかも何時洗ったのか、それとも買って一度も洗った事がないような砂がついたロープでやられた日にゃヤスリがけしてるのと同じ。
すり減ったカラビナ
佐久志賀の岩場に『イエローキャット(5.11c)』という人気ルートがある。先日ヨメはそのカラビナがあまりにすり減ってたので交換してきた。それが上の写真だ。赤い線のところが新品ライン。ちなみに交換したのは新品ではないけどこれよりはずっとマシだ。思うにカラビナは何処まで減っても大丈夫なのかな。それと降りる人は何処まで減ってたら怖いと思うのかな。
道具を大事にする俺はロープを使わずクライムダウンする。平山ユージがそうやってるって聞いたから真似してる。道具への負担は無いし妖しい終了点のカラビナでも安全だ。何より練習になる。でもそれが功を奏したという実感は無いな。
数年前、まだ公開前の佐久志賀で毎週県外から来てる人達が居た。
「 今日は遅いね 」 |
「 もう何回もやりましたよ 」 |
「 じゃぁ何時も毎回マスタースタイルなんだ 」 |
「 そうです 」 |
「 あれ、終了点は何時も残置カラビナ使って降りて来るの? 」 |
「 そうですけど 」 |
「 カクカクシカジカ、自分のカラビナをセットして降りてください 」 |
その人達は全員登れるまで同じルートをずっとやるというやり方。あろうことか毎回終了点のカラビナを使って降りていた。グループでそれを毎週やられたらたまらない。直ぐにすり減って使えなくなる。そこで2回以上やる時は必ず自分のカラビナをセットしてそれを使って降りてくれと頼んだ。しかも何時洗ったのか、それとも買って一度も洗った事がないような砂がついたロープでやられた日にゃヤスリがけしてるのと同じ。
佐久志賀の岩場に『イエローキャット(5.11c)』という人気ルートがある。先日ヨメはそのカラビナがあまりにすり減ってたので交換してきた。それが上の写真だ。赤い線のところが新品ライン。ちなみに交換したのは新品ではないけどこれよりはずっとマシだ。思うにカラビナは何処まで減っても大丈夫なのかな。それと降りる人は何処まで減ってたら怖いと思うのかな。
道具を大事にする俺はロープを使わずクライムダウンする。平山ユージがそうやってるって聞いたから真似してる。道具への負担は無いし妖しい終了点のカラビナでも安全だ。何より練習になる。でもそれが功を奏したという実感は無いな。
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