5千万件ある不明年金、1件の処理に仮に1秒かかるとして計算してみた。勿論どんな手段を使っても1秒では出来ないが、これは5千万というのがどのくらい大きな数字なのかを考えるための第一歩。
1人の職員が1日8時間不明年金の作業をすると、579×3≒1736日となる。これは休日無しで4.75年。では1年で仕事を終えるには何人が必要かというと5人の職員となる。しかし処理にかかる作業は1秒で終わるわけがないので10秒かかればその10倍になるから職員の数は50人。2分だと5×120なので600人。10分だと5×600で3000人。30分だと5×1800で9000人。くどいけど1時間だと1万8千人も必要である。
「 社会保険庁 職員数 」で検索して出てきた第3回社会保険庁の在り方に関する有識者会議・議事要旨によると、社会保険庁は、本体と地方事務所も含めて職員は1万7千人だそうだ。現実には不可能な1件辺り1時間の処理でも全職員がこの仕事にかかりっきりになる。
∴5千万件ある不明年金をたった1年では処理出来ない。
現実的な担当者数で現実的な時間をかけて処理した場合、100年くらいかかるんじゃなかろうか。この100年という数字、少し前に100年安心な年金などとほざいてた大臣だか内閣があったけど、正確に言うと改善に100年かければようやく安心な年金になるかもしれないって言葉みたいだ。
5千万秒 | ≒ 13889時間 | 50000000/3600 |
≒ 579日 | 更に365で割る | |
1人の職員が1日8時間不明年金の作業をすると、579×3≒1736日となる。これは休日無しで4.75年。では1年で仕事を終えるには何人が必要かというと5人の職員となる。しかし処理にかかる作業は1秒で終わるわけがないので10秒かかればその10倍になるから職員の数は50人。2分だと5×120なので600人。10分だと5×600で3000人。30分だと5×1800で9000人。くどいけど1時間だと1万8千人も必要である。
「 社会保険庁 職員数 」で検索して出てきた第3回社会保険庁の在り方に関する有識者会議・議事要旨によると、社会保険庁は、本体と地方事務所も含めて職員は1万7千人だそうだ。現実には不可能な1件辺り1時間の処理でも全職員がこの仕事にかかりっきりになる。
現実的な担当者数で現実的な時間をかけて処理した場合、100年くらいかかるんじゃなかろうか。この100年という数字、少し前に100年安心な年金などとほざいてた大臣だか内閣があったけど、正確に言うと改善に100年かければようやく安心な年金になるかもしれないって言葉みたいだ。
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