並列処理が出来るパソコンなのだが…

　１０年一昔と言う。三昔前のパソコンは同時に２つの仕事をすることは出来なかった。出来ないってわけではないけど並行処理を実現するには裏技のようなことをしないといけなかった。二昔前からは同時に複数の仕事が出来るようになったけど、それは速くなったＣＰＵがせっせと仕事をしてるって感じだった。だから当時は速さの目安であるクロックがよく話題にあがった。




　一昔前からパソコンに上のようなシールが貼られだした。最近だと３のところが７になっている。ボッケ家のは５だ。何のことかと言うと簡単な話、というか簡単な話しか出来ないんだけどパソコンの頭脳と言われるＣＰＵが数字の数だけあるわけだ。今までは１台に１つが当たり前だったのが３つとか７つになってるわけだ。




　家でヨメちゃんはパソコンをたまに使う。昨夜は使いっ放しで風呂に入った。蓋は開けっ放し、扉も開けっ放しなヨメちゃんだからこの程度のことは珍しくもなんともない。でも画面を見るとオレサマ的には唖然なのだ。パソコンを使い終ったらスリープ状態にする。この状態にする時はブラウザとかメーラーなどのウインドウは開きっ放しなのが普通だと思う。でもヨメちゃんのパソコンにウインドウは１つも無い。これじゃぁスリープする意味は殆ど無い。勿体無いの極みである。

　せめてメーラーが動いていればメールが来ればその場で分るのに立ち上げてない。この感覚は今では知ってる人も少ない三昔前のＭＳ－ＤＯＳ時代のパソコンの使い方。まぁそんなんだからヨメちゃんにメールを出しても返事が届くのに時間がかかるわけだ。江戸時代の飛脚よりも時間がかかっていることもよくある話。