森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
花・髪切と思考の
浮游空間
カレンダー
2024年7月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |||
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | ||
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | ||
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | ||
28 | 29 | 30 | 31 | |||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
最新の投稿
8月6日(土)のつぶやき |
8月5日(金)のつぶやき |
6月4日(土)のつぶやき |
4月10日(日)のつぶやき |
2月10日(水)のつぶやき |
11月12日(木)のつぶやき |
10月26日(月)のつぶやき |
10月25日(日)のつぶやき |
10月18日(日)のつぶやき |
10月17日(土)のつぶやき |
カテゴリ
tweet(762) |
太田光(7) |
加藤周一のこと(15) |
社会とメディア(210) |
◆橋下なるもの(77) |
◆消費税/税の使い途(71) |
二大政党と政党再編(31) |
日米関係と平和(169) |
◆世相を拾う(70) |
片言集または花(67) |
本棚(53) |
鳩山・菅時代(110) |
麻生・福田・安倍時代(725) |
福岡五輪幻想(45) |
医療(36) |
スポーツ(10) |
カミキリムシ/浮游空間日記(77) |
最新のコメント
Unknown/自殺つづくイラク帰還自衛隊員 |
これお・ぷてら/7月27日(土)のつぶやき |
亀仙人/亀田戦、抗議電話・メールなど4万件突破 |
inflatables/生活保護引き下げ発言にみる欺瞞 |
これお・ぷてら/10月2日(火)のつぶやき |
THAWK/10月2日(火)のつぶやき |
これお・ぷてら/10月2日(火)のつぶやき |
THAWK/国民の負担率は低いというけれど。 |
THAWK/10月2日(火)のつぶやき |
THAWK/[橋下市政]健康を奪い財政悪化招く敬老パス有料化 |
最新のトラックバック
ブックマーク
■ dr.stoneflyの戯れ言 |
■ machineryの日々 |
■ えちごっぺのヘタレ日記 |
■ すくらむ |
■ 代替案 |
■ 非国民通信 |
■ coleoの日記;浮游空間 |
■ bookmarks@coleo |
■ 浮游空間日記 |
過去の記事
検索
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
安倍晋三の任命責任
女性を「産む機械」に例える発言をしたとして指弾されている柳沢厚労相。その柳沢氏が今度は「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」と発言したと報じられている。ここに至って、救いようがないと思うのが世の常か。
この柳沢氏の発言に関して、先の「産む機械」やこんどの「2人以上持ちたいという極めて健全」という発言もさることながら、その現状認識が国民のそれとは余りにもかけ離れているようでならない。軽率な判断は慎まなければならないが、別のエントリーでふれたように、そもそも労働行政や少子化対策をリードすべき部署の責任者としてふさわしくない、そう思わざるをえない。その一つは、「産める条件があるのに産んでくれないという認識」だ。産む、産まないは個人が決める問題であって、その選択そのものができない状況にあるという認識に欠ける。だから、柳沢氏が厚労相にふさわしくないのは「産む機械」発言があるからだけではない。国民との間に相当のずれがある。そのずれを埋めるかどうかがまず閣僚の仕事ではないのか。
聞くところでは、自民党の中で柳沢氏は温厚で思慮深いという評価らしい。その同氏が政治家としての水準をわれわれ国民の前にさらけだしたのだし、日本の政治の水準が問われたのだ。
だが、野党側からの柳沢氏の罷免要求はまだしも、民主党が音頭をとり何一つ奏功しなかった国会での野党3党の欠席戦術を嗤いながら思うのは、安倍首相の責任追及の声がいまひとつ上がらないことだ。
安倍内閣が誕生し4カ月がすでに経った。「美しい国」づくりをかかげて、安倍首相が胸を張って発表したのは、それを担うべき閣僚の名簿であった。だが今や、佐田玄一郎が辞め、伊吹も松岡も事務所費問題の渦中にある。そして、与党の中枢といえる中川昭一も事務所費問題にからみ、本間正明税調会長もまた辞任した。これほどの「不祥事」続出でいきながらえた内閣がかつてあったのだろうか。これだけ続けば少なくとも首相の資格が問われるだろう。その任命責任は明確に存在する。
けれども、そこには復元力が働いている。それは、権力を掌中にするものの「政権の危機」という一点で繋がる結束力としかとらえようのない、安倍の「指導力」である。でも、民主党が常々高言する「野党」、その第一党としての「指導力」と比較すると、意に反して少なくとも安倍は参院選までは生きながらえそうな気配が強い。
それでも、安倍の任命責任は重い。首相がよく使う「結果を出すことによって、国民の皆様に責任を果たしていかなければならない」という言葉にてらしても、首相の資格なしという結果がすでにでているのに。
![](https://blog.with2.net/img/banner_02.gif)
« 日本の国土と... | 財界の「政党... » |
柳沢厚労相問題の続きとして、少子化関連のエントリを新しく立てました。
http://punigo.jugem.jp/?eid=288
もしよろしければ、ご覧になってみてください。
…。
……。
………。
なんか、管直人の「生産性~」発言といい、石原慎太郎の「無駄で罪」発言といい、「育てる」って事を考慮に入れずに「少子化=女性が産めば済む」って思ってる「産め生め族」が多すぎて嫌になる今日この頃です。
柳沢だけが問題じゃねーべ、こりゃ。
国会議事堂を振ってみたら、「産め産め族」がボロボロと出てきそうな気がする今日この頃です、ハイ。