この歌を二期会(愛好家クラス)でみていただくのは、今日が3回目でした。
熱血K瀬先生、私は後期初めて。イヤイヤ相変わらずキビシイのだ・・・
でも、とっても気持ちも声も引き締まる感じ。今週残分の集中力を全て使ったようで20分足らずにも関わらず、ヘトヘトになりました。ベッリーニの曲は、装飾的な細かいリズムや、3連符・6連符が出てくるのが特長。旋律がとても美しくてロマンティック。ってことは・・・
難しい!!!!
ってことです。、
後半のカバレッタはいかにもコロラトゥーラのために書かれた、と思えるような高音で軽快なメロディなのですが、前半は中音域の連続で符点のリズムがいっぱいあるけどレガートに、これが歌ってみると結構重くて、ヘロヘロになります。
カバレッタのバリエーションは入れていないので、私とって、前半が歌えるかどうかが勝負というところでしょうか?
過去2回のレッスンでも特に細く連続で動くパッセージの音程を注意されました。
K瀬先生からも、きちんと細かいところまでさらうようにとのお言葉。
「後半部分に向けて(ころがすところ)しっかり土台作るためにも、前半しっかり歌うことが大事」
私としては、細かくさらったつもりだったんですけど・・・ まだまだ足りない。
この曲は、清教徒のいわゆる「狂乱の場」のアリアで、オペラのシーンでは、合唱やリッカルドも登場して延々20分も続く大変な曲なのですが、演奏会でアリアとして歌う場合は、大幅カットして歌います。今回はさらに5分ほどにコンパクトにまとめたので、それだけの「思い」を5分で歌わなければいけない、ってことなわけですねぇ・・・
ムリかも・・・
実は以前個人レッスンでやったのだけど、そのときは、後半の高音部で声を生かすためにやったようなものなので、「なんとなくできた」ことにして、一旦塩漬けにしていた曲。音は一通り取ったのと、歌詞をほぼ覚えていたということで、発表会にと思ったのですが、自信なくなってきました。
レッスン仲間からも「チャレンジしたけど挫折したわ~」という声が。
楽譜の「音符の絵」だけ見て音楽聞いた感じだと、こんなにも難いとは思えなかったのですけどね。
まだまだ修行が足りません。
もう1曲、「夢遊病の女」のアリアも練習中で、こちらのほうが歌いやすいのですが、まだピアノで通して歌っていないし、音域は楽だけど連符の多さはQui la voce以上なので、間に合わない可能性大。
実は、先回のレッスンでは、「いかにも歌手~」みたいに歌うことで印象が違うと、どこかで聞いたことのあることを言われたのだけど、さすが、K瀬先生にはそれは通じなかった・・・
ちなみに個人レッスンの師匠には、清教徒はリリコが歌うケースもある曲だし、夢遊病のほうがいいかも。。。と言われております・・・
あーあ、どうしよう。
根拠のない自信だけでは、やはり解決できそうにないようです。
まずは練習するしかないです。はい!
K瀬先生はパワフルよね。k瀬先生の授業の翌日は、フラフラになっている(笑)
今回歌うかどうかはともかく、とりあえず体力作り。ベッリーニ好きだから。今月はK先生のレッスンが多そうなので良い機会と思ってます!簡単なアリアはないしねー。がんばりましょう!
まあ、いずれまた挑戦したいと思っていますがf^_^;
冒頭から難しいですよね。
この日は私が1番にレッスンを受けましたが、先生を汗だくにさせてしまいました。