通らなければいけない道

19時少し前に二期会会館に到着、しかしいつもなら何人かいる待ち人が今日は見当たらない・・・
前のクラスの聴講でもしているのかな？なんて思っていたら、ちょうど下のスタジオから上がってきた先生が、「誰も来てないわよ～～」

大量の欠席と遅刻、私のクラスは私しかいない・・・もしかしてみんなMET観に行ったのかな？などと先生方と話ながら、時間になったのでレッスン開始。
今日は私のクラスはフランス語に精通している、とってもエレガントなメゾのM先生。
本当は、Traquillro ei posa～Come bello!の予定だったのだけど、急遽Lakmeパートに挑戦することに。一緒に重唱をやることになっているNさんと合わせるにも、まだ私が歌えないので延ばしているのですが、おそらくグチャグチャになるであろう最初の言葉（フランス語）を入れての音取り、誰も聞いてないならやっちゃえ！というわけで、先生にはちょっと失礼とは思いつつ、せっかくの機会だし・・・

結果、想定内の汗ダクのレッスンとなりましたが、発音記号にこっそりつけたフリガナにたくさんの間違いが見つかり、それを修正できただけでも一歩前進か？？
最初のレチが難しいけど、先生が修正してくださった美しいフランス語も録音に取ったから練習すればクリアできそうだし、ハモリのところはなんとかなりそうと、歌えてないクセにやれる！とヘンな自信を持って終了。

でも、音取りだけでは不完全燃焼だったので、遅刻で来た人たちが歌ったあとにTraquillo～を歌わせてもらい、気持ちよく終了しました。


今期から毎回講師のコメントのフィードバックがあるのですが、「きれいな声です。Lakmeまた聴かせてください」って、これってコメントというより感想・・・・音楽的な指導するにも至らないってことみたい。
いいんです、音を取ったつもりでも歌うとグチャグチャで猛反省というのは、通らなければいけない道なので！
しかも慣れないフランス語、音は完全にどこかへ行ってましたが、一度これをやってしまうとモチベーションは急上昇で帰宅してからも、何度も言葉読みにチャレンジ。
次回は歌いますよ～～