久々に週末をフルに音楽で過しました。
昨日は師匠の個人レッスン。Tranquillo~の他に、イドメネオのイリア「Zeffiletti Lusinghieri」を7年ぶりに歌いました。忘れているところもたくさんあったけど、前は息が続かなかった部分もつながるようになっていて、少しは進歩していることを感じられたのがうれしかった!
そして、偶然ではありますが、その後はイドメネオを観に紀尾井ホールへ。イドメネオは私も本番に乗ったことがあるので懐かしかったし、イリアのアリアの復習になると思っていたら、今回の舞台は日本語ということにプログラムを見て初めて気づきました。イドメネオ(モーツァルト)を日本語で歌うのは歌手はちょっと大変そう。魔笛とかフィガロとか日本語上演される作品はありますが、イドメネオはセリアなのに軽い感じになりちょっとしらけて聞こえてしまって・・・特にレチのところね・・・もちろん、あれだけ訳するのは大変な労力であることはよく存じてはおりますが・・・
モーツァルトの音楽って、話の内容とは裏腹に悲しくてもつらくも軽やかで、楽器の細かい音の微妙な進行や重なりで感情を表しているから、そこにストレートな日本語が入ると言葉が浮き出てしまうし、その音の流れに言葉も合わないしブレスも変わるからなんだか・・・??
なんてことを一緒に観に行った友人とツッコミしながら夕飯をとりながら時間を忘れてのおしゃべり・・・
今日は午前中は来週本番のメリーウィドウの稽古。10時には稽古場におりました。
最後の稽古なのに、立ち位置が変わったり新しい振り付けがついたり、最後の最後まで気が抜けません。
そして午後はパーシモンホールの子供の弦楽アンサンブル発表会のお手伝い。
何度か練習のお手伝いに行った際に細切れで耳にしていた音楽が、作品となってお客様に伝えるシーンに感動。
子供の可能性とパワーに脱帽・・・
でも、半分の子は受験などで一時休止だそうです。
音楽を通して学校や学年を越えての人間関係を経験できたのは子供も楽しかったのか、打ち上げ後もいつまでも皆で一緒にワイワイやっている姿が印象的でした。新メンバーが入会してくれて来年も演奏会ができることを期待しています。
慌しい2日間でしたが、沢山の音楽と人に触れることで、ここのところかなり消耗していた体力も回復できたし、1週間分のエネルギーもたっぷり充電できたかな。
今週も楽しく過したい。
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