二期会愛好家クラスの後期授業が始まりました。
先週が試聴会だったので本来なら今日から正式授業なのですが、あえて時間を短縮して、ミーティング。
後期の発表会の中間に実施する勉強会の日程調整や役割分担を決めました。
私たちのクラスは始まりが19時で遅めなのですが、社会人がほとんどで遠方の人もいるので、19時に来られる人があまりいません。私は都心に勤務していることもあり19時なら調整すればギリギリ間に合うし、レッスン歴も長いし、と、昨年の秋からインペク(インスペクター)を引き受けています。
とはいえ、クラスの環境というのはみんなで作るもの。また、歌の勉強というのは歌うことだけではないし・・・。
授業の開始に間に合わないときは連絡をする、遅刻してスタジオに入るときは、静かにドアを開けて入る、ピアニストに渡す楽譜は見やすく製本する、私たちがレッスンを受けるときに気を配らなくてはいけないことは、たくさんあります。そうしたマナー的なことは大前提ですが、それだけでなく、音楽を作り上げていくプロセスにも関わってほしいと思うのです。
前期新規に入って自分のことで精一杯、言われたことをやるだけだったと思いますが、そろそろ慣れてきたはず。音楽を演奏するのはそもそも能動的なこと。
私1人がやってしまったほうが簡単なこともあるのですが、そんなことであえて役割分担を作りました。
◆時間管理&出欠管理
◆楽譜&レッスン曲管理
◆懇親会担当
全員どれかのグループ所属してもらいました。
遅刻で出来ない人の分はいる人が手伝う。
できることをやればいいんですから。
私はそのとりまとめと隙間埋め係です。
またいつまでも私がやっているわけにもいかないので、バトンタッチできるよう、サブの方もお願いしました。
勉強会は事務局から提示された日程とは別の日程で要望を出すことにしました。
発表会まで目標をもつこと、と、先週試聴会をしてくださった先生からお話があったのですが、勉強会はその進度チェックの意味もあります。狙いを考えると、今提示されている日程がよいとは思えなかったので。まあ、こちらは講師が決めたとなると却下になる可能性はありますが、理由はあるのでとりあえず希望は希望で・・・。
声楽を勉強することに主体的に関わることや歌うこと以外の仕事を通して、ソロで歌っていても、一人ではなく大勢の人の力を借りてやっていること、歌の練習以外にも大事なことはたくさんあること、またそんな中から得ることを感じられたら、歌うことがもっともっと好きになると思うし、なかなか上手くならなくても頑張れる。
単に楽しいだけでなく「きちんと感」があるクラスを保ちながら、各自が進度に合わせたレッスンができること。そして継続していけること。
そのお手伝いができるのがインペク。よい勉強をさせてもらっています。
日声協でもインペクなんですが、こちらは逆に時間に行けず、皆さんに助けてもらってます。みんなありがとう。
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