久しぶりの二期会のレッスン。
後期から人数が増えたため、2クラスに分かれてのレッスンなのですが、今日は私のクラスは先生が急遽お休みとなってしまいました・・・
ピアニストも昼のクラスのK先生が加わり、その先生のコレペ稽古となりました。
であれば・・・と、レッスン曲として提出したものの、まだ人前で歌うのは憚れる気がして歌わないでいた、リゴレットのジルダのアリア、「Caro nome」をやってみることにしました。
この曲は、個人レッスンの先生から「体作りにもなるから」、と勧められて暗譜まで終わらせてはいたのですが、個人レッスンの中でしか歌ったことがありません。私のレベルでヴェルディはまだ早いかなというのはあるので。ジルダって、レッジェーロというかコロラトゥーラのアリアとして歌うこと多いけど、やはりヴェルディ、歌ってみると結構重いのですよ。しかも、しばらく歌ってないのでかなり不安も多い。
とはいえ、レッスンだけやっていても仕方がない。本番で(人前で)歌うことをしないと次の課題が見えてこないよ、、、と日声協の岩見先生にも言われたことがあったので、思い切ってチャレンジ、初めてピアノと合わせての演奏です。
レッスンのときとテンポが違う・・・? ような気がしただけか?
つまりテンポ感が出来てないってことね
ブレスのタイミングをはずし、出だしが遅れてしまった
カデンツのところなど、音が取れてないところもあったけど、まずは歌いきりました。音をはずそうが、遅れようがこうやって、人前で歌うこと、つまり一度自分から離さないと、音楽と客観的に向き合えないような気がします。
まずは、最後のカデンツから。最初の音3つは少しゆっくりと(音を大事に)、あとは早く降りるとよいそうです。
トリルのしかた。disの2分音符なのですが、レミレミと4つ歌ってレで振るわせる。
最初に戻り、出だしのブレスをやり直し。
il scolpisci nel の符点をはっきりと。
Caro nome
cheil
mio
coro・・・・
「この場面、わかってますよね・・・?」
ヤバ・・・歌の意味はわかっているんだけど、実はシーンあまりよく覚えてないゾ・・・で書いたところは実際は八分休符、好きな人に対しての「あの方のお名前は・・・」とドキドキ感を表す音楽としての休符だから、ボツボツと切らない。
そのつもりで歌ったんだけど、そうなっていなかったようです、ハイ。
そこからmi dei sempre rammentar までも同様。
a tesemprevolera のleraから次のe fin l'ultimoまで一息。
あ、そうだった・・・
Col pensier il mio desir のアクセントがついている音は強めるというより、しゃべるように歌う。
Caro nomeのあとのaで歌うところに入るときには、慌てず、たっぷりブレスして余裕を持って入っていい。
と、ここまでやったところで時間となりました・・・
こうやって一度仕上げた(はずの)曲を、少し時間を置いてまた取り組むと、出来ていないところが浮き彫りになります。
22日の勉強会ではこの曲を発表しようと思います。ちょっと怖いけどね。今日やりきれなかったところも復習して、来週もこれを歌います!
さて、会社から二期会のある千駄ヶ谷に行くルートはいくつかあるのですが、最近は汐留から 大江戸線を使うことが多くなりました。ニューヨークではロックフェラーセンターのクリスマスイルミネーションに点灯されたそうですが、東京(銀座?)は11月勤労感謝の日あたりからイルミネーションが輝きだします。
汐留の高層地区も当然クリスマス仕様です。今年も1ヶ月を切りました・・・
新橋停車場の跡地にちなんでか、鉄道仕様。光のトンネル!
光のトンネルを抜けた汽車は宇宙へ向かうのかしら?
シティセンターにはゴールドのモニュメントが!
後ろに見えるのは電通ビルです
今はモーツアルトに挑戦中ですが、ヴェルディもいずれチャレンジしたい
勉強会は、人数も増えた分バラエティに富みそうで今から楽しみです。
Caro nome,ヴェルディで唯一歌える曲かも。もう少し後にとっておきたかったのですが、私の場合、人前ではモーツァルトしか歌ったことなかったので、チャレンジ!みんなの歌聴くのが楽しみです♪