会社のオケ入団を目標にコントラバスのレッスンを受け始めたのが一昨年夏。
なぜコントラバスか、というのは前にどこかに書いたので省略。
2年くらい基礎練習して・・・と思っていたものの、これではいつ入れるのか・・・とそのハードルの高さに気づいたのは半年くらい経ってからでしょうか。指のポジションもさることながら、正しい音程にはまるように弾くことの難しさ。
何しろ「ベース」って言うくらいですから、オケの土台の音楽がしっかりしていないと他の楽器は上に乗れません。
合唱でもそうですが、低声部がしっかりしていれば上は歌いやすいわけです。
とまあ四苦八苦しながら昨年秋にはソロの発表会に参加。音符が少ないのでなんとかなるかと思ったのがとんでもない勘違いで、今となってはどうやって弾いたのかも覚えていないのですが、本番の不思議というか、その後、少しずつ音も出るようになり進度も早くなりました。そんなことで少しは道が見えてきたのでオケの見学に行きました。
その中で音楽を作っていくプロセスがとにかく面白くて、またまたモチベーションアップ。しかも皆さんとても親切に色々教えてくれて、まだ無理とわかっているのに「少しでも本番で弾いたほうが早道だから」と励ましてくれて。
また偶然にもベースのトレーナーの方が私の師匠と同門とわかりそれも心強いところ。
と、いうわけで、2年後どころかそれより半年以上早く入団することになりました。
で昨日はその初練習。
パート練習でしたが、まずは楽譜管理のことや歌にはない読み方、並び方、合わせ方などオケのお約束から。
今回の演奏曲目は3曲。
ウォルトン 戴冠式行進曲「宝玉と王のつえ」
ブリテン 「青少年のための管弦楽入門」
ドヴォルザーク 交響曲第7番
ロンドンオリンピックの年ということでロンドンつながりの選曲。ウォルトン、ブリテンはイギリスの作曲家。ドヴォルザークについては、7番の初演がロンドン、ということにあります。
「宝玉と王のつえ」は吹奏楽でよく演奏されるそうで、オケでやるのは珍しいとか。
管楽器中心の華やかな曲。私のできるポジションで弾ける部分が多いし、少々音が違っても管楽器の音がかき消してくれることを期待して(!)、この曲には参加することに決定。
他の曲もやりたかったらチャレンジを・・・とのことでしたが楽譜見た瞬間無理・・・と判断。
そもそも半年以上早く参加できただけでもラッキーですし、無理してもつらくなるだけ。歌の続けますからたくさんあるし、ノンビリでもしっかり1曲やりたいと。
その1曲も・・・。ほんと大変。全く弾けず・・・。音階から一緒にやってもらい、皆さんゴメンナサイ、って感じでした。
とりあえず楽譜に指の番号を全部振ることにして今週練習して次回の練習に臨みます。当分、他の2曲をやっている間、個人練習をして過すことになりそうです。
デビューは7月15日、みなとみらい大ホールです。興味ある方はいらしてくださいマセ。ご招待いたします!