だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

16歳になったダコタ

2011-01-26 21:08:00 | 映画
ジェシー・ネルソン監督の「I am Sam アイ・アム・サム」(01)。主人公サム(ショーン・ペン)は知的年齢が7歳しかなく、娘のルーシー・ダイアモンドを育てるのは無理と、ソーシャルワーカーによって引き離されます。

娘を取り戻すための法廷闘争を描き、弁護士役はミシェル・ファイファー。ペンは賞レースの常連で、この作品でもアカデミー賞主演男優賞ノミネート。娘を演じたのが、1994年2月23日ジョージア州出身のダコタ・ファニング。

デビューから「ER」や「CSI:科学捜査班」など数々のTVシリーズにゲスト出演し、ルーシー役で放送映画批評家協会賞若手俳優賞受賞。この時わずか6歳。以降、数々の作品でその天才ぶりを発揮しています。

「マイ・ボディガード」(04)「宇宙戦争」(05)「シャーロットのおくりもの」(06)「リリィ、はちみつ色の秘密」(08)と、いずれも同賞にノミネート。「宇宙戦争」で、若手女優賞を受賞しました。現在、16歳になりました。

この前まで子供だったダコタは、「ニュームーン/トワイライト・サーガ」(09)でヴァンパイアのヴォルトゥーリー族ジェーンを演じ、大きく成長。すっかり変わりました。そして最新作の「ランナウェイズ」(10)でも、びっくりの変身を遂げています。

と言っても、ヴァンパイアではありません。“ランナウェイズ”とは70年代後半に活躍、人気だったガールズ・ロックバンド“ザ・ランナウェイズ”のこと。映画は、主人公シェリー・カーリーの自伝『『ネオン・エンジェル』が原作。

監督・脚本は、フローリア・シジスモンディ。1975年のロス。ロックスターを夢見る15歳のジョーン・ジェット(クリステン・スチュワート)は、クラブで音楽プロデューサーのキム・フォーリー(マイケル・シャノン)に出会います。

売り込みに成功し、10代の女の子だけのバンドを結成。でも可愛いだけじゃ何か足りない…そこで、ボーカルのシェリー・カーリー(ファニング)が加わります。コルセットやガーターベルトという下着姿のファッションや濃いメイクが特徴。

日本では大人気でしたが、アメリカではチャート100位内に入ったアルバムが1枚もないそう。映画は原作を元にバンドの成功と苦悩、華やかなステージの裏を描いていきます。ジョーン役のクリステン・スチュワートは、「トワイライト」シリーズのベラ・スワン。

2人は図らずも再共演。キスシーンもあります。見ましょ~。

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