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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

健康を考える映画

2008-01-29 20:51:32 | 映画
今のところ、元気で仕事や趣味に動き回っていますが、これから先、健康に自信があるかといえば、『ううっ~』な私。なるべく歩くようにしたり、エスカレーターは使わずに階段を昇ったりと、小さなことに気を付けています。しかし、もし、なんの予告もなしに突然倒れたら…。

映画「潜水服は蝶の夢を見る」(07)は、“ELLE”誌の編集長ジャン=ドミニク・ボビーの自伝を、「バスキア」(96)や「夜になるまえに」(00)のジュリアン・シュナーベルが監督。この不思議なタイトルには、ジャン=ドミニク・ボビーの突然の病と驚異の努力が込められています。

編集長として、仕事に生き、華やかな人生を送っていたジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は、42歳のある日、突然脳梗塞で倒れてしまいます。病室で目覚めた時、自分の体がまったく動かない…。意識ははっきりしているし、耳も聞こえる。でも、しゃべることができない…。

医師や看護士の話から、自分が“ロックト・イン・シンドローム”(閉じ込め症候群)だと知ります。なに、それ?彼は、全身が麻痺してしまい、動かすことができないのです。唯一、動くのは“左目”だけ。ショックを受けたジャンは、死んでしまいたいと願うのでした。わかる、痛いほど…。

言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)は、ジャンに左目の瞬きでコミュニケーションを取る方法を伝えます。“はい”は1回。“いいえ”は2回。『子供たちを連れて来て欲しい?』パチパチ(いいえ)という感じ。こうして、左目の瞬きでコミュニケーションを取ることを知ったジャンは、自伝を書こうと決意します。

すごいですね~。20万回以上の瞬きで自伝を綴る。想像できないほどの忍耐です。実際のジャン=ドミニク・ボビーは、1996年、43歳の時に倒れ、自伝が発行されてすぐに、合併症で亡くなったそうです。“潜水服”とは、“ロックト・イン・シンドローム”(閉じ込め症候群)の状態を表し、“蝶の夢”とは、自由に羽ばたく記憶と想像力のこと。

マチュー・アマルリックは、スピルバーグの「ミュンヘン」(05)に出ていた人。活き活きした病気前と、倒れてからの熱演に感動してしまいます。ああ~、健康って素晴らしい!

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