だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

恐竜たちのパレオアート

2023-04-15 20:19:46 | 展覧会
上野の国立科学博物館の「恐竜博 2023」は、大満足の展覧会でした。さらに公開待ちのスコット・ベック&ブライアン・ウッズ脚本、監督…

「65/シックスティ・ファイブ」(23)も恐竜が登場する映画。恐竜ファンにはうれしい限りです。科学博物館には小さな子供たちも。

男の子の方が多かったように思いますが、恐竜の名前や姿を覚えるのに使っているのは、たぶん図鑑。または「ジュラシック・パーク」(93)?

上野の森美術館で開催される「特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」を見れば、恐竜絵画の素晴らしさが改めてわかるはず。

19世紀の化石発掘を機に描かれた復元図を通し、一般に認知されたという恐竜たち。古生物美術<パレオアート>、約150点が展示されます。

その中でも図鑑に模写されたパレオアートの2大巨匠、チャールズ・R・ナイト、ズデニェク・ブリアンのオリジナルが注目です。

ズデニェク・ブリアン作『タルボサウルス・バタール』(1970年)、チャールズ・R・ナイト作『ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)』(1897年)、

小田隆作『篠山層群産動植物の生態環境復元画』(2014年)、ダグラス・ヘンダーソン作『ティラノサウルス』(1992年)、

そして初期のちょっと不思議な復元画、ジョン・マーティン作『イグアノドンの国』(1848年)、ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ作…

『ジュラ紀初期の海棲爬虫類』(1876年)なども。発掘された骨格、しかもほんの小さな欠片から見たこともない恐竜を描いたなんて。素敵!
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