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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

メイドと旦那様の恋

2019-06-12 21:23:30 | 映画
ルカ・グァダニーノ監督「君の名前で僕を呼んで」(17)は、アンドレ・アシマンの原作タイトルをそのまま採用。

主人公たちの深い想いが込められたそのタイトルは、口にするたび、目にするたび、胸キュンとなります。思い出します。

ちょっと似てるな~と思ったのが、本作が長編デビュー作のロヘナ・ゲラ脚本、監督「あなたの名前を呼べたなら」(18)。原題は『SIR』。

経済発展が著しいインド、マハーラーシュトラ州の州都ムンバイ。農村出身のメイド、ラトナ(ティロタマ・ショーム)の夢は…

ファッションデザイナー。夫を亡くしたラトナは、建設会社の御曹司アシュヴィン(ヴィヴェーク・ゴーンバル)の新婚家庭で…

住み込みで働く予定でした。ところが、婚約者の浮気が発覚し破談に。広すぎる高級マンションに、1人で暮らすことになった…

傷心のアシュヴィンを気遣いながら、身の回りの世話するラトナ。ある日、ラトナはアシュヴィンにあるお願いごとをします。

そのことから、2人の距離が徐々に近くなっていくのでした。果たして?農村部の未亡人は、再婚する自由はないのです。

子供がいれば、その子のために残りの人生を捧げなければならないのだとか。監督はインドで生まれ、アメリカのスタンフォード大学で学び…

インドに戻ります。差別が残るインド社会に変革を起こしたいと思い、本作を作ります。その思いをぜひスクリーンで。見ましょ。
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