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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

テレンス・マリック、40年の集大成

2017-02-14 21:13:03 | 映画
友人にテレンス・マリック監督ファンがいて、寡作な監督作品を心待ちしてます。しかし、寡作だった初期の頃とは違って、最近は精力的に制作を続けてます。

マーティン・シーン主演「地獄の逃避行」(73未)、リチャード・ギア主演「天国の日々」(78)、ショーン・ペン主演「シン・レッド・ライン」(98)

コリン・ファレル主演「ニュー・ワールド」(05)、ブラッド・ピット主演「ツリー・オブ・ライフ」(11)、ベン・アフレック主演「トゥ・ザ・ワンダー」(12)

クリスチャン・ベイル主演「聖杯たちの騎士」(15)…と監督作品は本当に少ないのです。他に脚本を提供し、製作総指揮も担当していますが。

制作年と公開年は違うので微妙ですが、最近の3本は2年ごとに公開されています。出演者もブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン

ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ、レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデム、クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンと豪華。

この3本はストーリーはあるものの、表現方法が非常に抽象的で少ないセリフやナレーションによって構成され、ドラマを期待して見に行った観客たちは…

大いに困惑させられたはず。現に劇場での終映後の感想を漏れ聞くと、そんな感想でした。そしてマリック監督最新作は、ドキュメンタリー映画に。

それが「ボヤージュ・オブ・タイム」(16)です。しかしそれは、想像を絶する美しい映像体験なのです。予告編だけでも、めまいがします。

製作にはブラッド・ピットの名前も。視覚効果は「ツリー・オブ・ライフ」のダン・グラス。ナレーションはケイト・ブランシェット。宇宙の始まりと命を見つめて…。
コメント (2)
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