フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス。絵画ファンには、ゴヤとして知られています。スペインを代表する画家ですね。スペイン北東部サラゴサ近郊のフエンデトドスにて、1746年3月30日生まれ。
『ラス・メニーナス』で、有名なディエゴ・ベラスケスと共に宮廷画家として活躍。1774年マドリードに出たゴヤは、翌年から十数年間王立タペストリー工場で下絵描きとして働きます。
1786年40歳の時、国王カルロス3世の、89年には新王カルロス4世の宮廷画家になります。しかし1792年、不治の病で聴力を失ってしまいます。ゴヤの作品の多くはこの後、描かれました。
1807年、ナポレオン率いるフランス軍がスペインへ侵攻。スペイン独立戦争(1808~14)後、1824年フランスに亡命。1828年、亡命先のボルドーで亡くなります。82歳でした。
ゴヤの作品は、こうした王侯貴族や廷臣たちの肖像画や、戦争と混乱に見舞われたスペインの悲惨な現実を描き、見る者の心を奪います。国王家族をリアルに描いた『カルロス4世の家族』(1800~01)
スペイン動乱を描いた『マドリード、1808年5月3日『(1814)など、作品に描かれた人物や歴史に魅せられてしまいます。ローマ神話の『我が子を喰らうサトゥルヌス』(1820~23)なんて、凄過ぎ!
それはさておき、国立西洋美術館で開催される、「ゴヤ 光と影」は必見です。ゴヤの作品が多く収蔵されている国立プラド美術館から、72点が来日します。しかもすべてゴヤの作品です!
なんといっても、彼の代表作『着衣のマハ』(1802年頃)が40年ぶりに公開。…ということは私には初見だ!うれしい!その他、『日傘』(1777)、『洗濯女たち』(1779~80)、『自画像」(1815)
『ガスパール・メルチョール・デ・ホベリヤーノス』(肖像画/1798)、『スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオ』(肖像画/1800)。そしてプラド美術館秘蔵のゴヤの素描も公開されます。
西洋美術館からも約50点、公開。一気にゴヤを見るチャンスです。かつて2006年にも「プラド美術館展」を見ましたが、またまた大好きなゴヤを堪能しましょう。
『ラス・メニーナス』で、有名なディエゴ・ベラスケスと共に宮廷画家として活躍。1774年マドリードに出たゴヤは、翌年から十数年間王立タペストリー工場で下絵描きとして働きます。
1786年40歳の時、国王カルロス3世の、89年には新王カルロス4世の宮廷画家になります。しかし1792年、不治の病で聴力を失ってしまいます。ゴヤの作品の多くはこの後、描かれました。
1807年、ナポレオン率いるフランス軍がスペインへ侵攻。スペイン独立戦争(1808~14)後、1824年フランスに亡命。1828年、亡命先のボルドーで亡くなります。82歳でした。
ゴヤの作品は、こうした王侯貴族や廷臣たちの肖像画や、戦争と混乱に見舞われたスペインの悲惨な現実を描き、見る者の心を奪います。国王家族をリアルに描いた『カルロス4世の家族』(1800~01)
スペイン動乱を描いた『マドリード、1808年5月3日『(1814)など、作品に描かれた人物や歴史に魅せられてしまいます。ローマ神話の『我が子を喰らうサトゥルヌス』(1820~23)なんて、凄過ぎ!
それはさておき、国立西洋美術館で開催される、「ゴヤ 光と影」は必見です。ゴヤの作品が多く収蔵されている国立プラド美術館から、72点が来日します。しかもすべてゴヤの作品です!
なんといっても、彼の代表作『着衣のマハ』(1802年頃)が40年ぶりに公開。…ということは私には初見だ!うれしい!その他、『日傘』(1777)、『洗濯女たち』(1779~80)、『自画像」(1815)
『ガスパール・メルチョール・デ・ホベリヤーノス』(肖像画/1798)、『スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオ』(肖像画/1800)。そしてプラド美術館秘蔵のゴヤの素描も公開されます。
西洋美術館からも約50点、公開。一気にゴヤを見るチャンスです。かつて2006年にも「プラド美術館展」を見ましたが、またまた大好きなゴヤを堪能しましょう。