だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

レポしよう!

2010-05-11 22:03:11 | 映画
この題材は、過去にも見たことがあります。まず、アレックス・コックスが監督・脚本をつとめた「レポマン」(84)は、長編監督デビュー作。製作総指揮をあのモンキーズのマイケル・ネスミスが担当したカルト快作。

レポマンとは“REPOSSESS MAN”の略で、ここではローン未払いの客の車を取り立てる闇の仕事人のこと。宇宙人の死体を積んで逃げ回る車を、追うはめになったのはオットー(エミリオ・エステベス)という若者。

ハリー・ディーン・スタントンが、いつものように渋い役で出演。もう1本「REPO! レポ」(08)は、ダーレン・スミス&テランス・ズダニッチの戯曲をダーレン・リン・バウズマンが監督したゴシック・ファンタジー・ロック・オペラ。

2056年、死にいたる奇病が流行し治療に当たる企業は、治療費返済が遅れる患者から臓器を回収。生きた人から直接…。回収者はレポマンと呼ばれ、主人公シャイロ(アレクサ・ヴェガ)の父( アンソニー・スチュワート・ヘッド )でした。

そして、この映画でも“回収”します。「レポゼッション・メン」(10)は、リドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル主演「マッチスティック・メン」(03)の原作者、エリック・ガルシアの原作をミゲル・サポクニックが監督。

今から20年後の近未来。ユニオン社が製造する人工臓器は、人々に若さを保つ喜びを与え、重い病を克服して行きました。しかし、その臓器は非常に高額で購入者は長寿と引き換えに、ローンでの支払いに苦しむことに…。

ローン返済が不可能になるとやって来るのが、レポゼッション・メン。人工臓器回収率NO.1なのが、レミー(ジュード・ロウ)でした。強制的に回収するわけですが、すべて合法的。ある日、レミーは思いも寄らない事態に陥ります。

ある出来事でレミーの体には、ユニオン社の最高額商品(97万5千ドル)である人工心臓を埋め込まれてしまうのでした。回収する側から、回収される側に。追われるレミーは、謎の債務者ベス(アリシー・ブラガ)と出会います。

この映画のために、体を絞って挑んだジュード。ステキ!ワトソンも良かったけど、本作も期待!他にフォレスト・ウィテカー、リーヴ・シュレイバー、「ブラックブック」(08)のオランダ人カリス・ファン・ハウテンも。見ま~す!
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