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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

絵画と映像

2008-01-14 21:01:18 | 展覧会
日本人は、本当に絵画展が好き!私もだけど…。有名な絵画が来日するニュースが流れると、会場は長蛇の列。特にTVで紹介された翌日・翌週は覚悟して行かねばなりません。私もそんな番組は、ほぼ欠かさず見ています。テレビ東京の『美の巨人たち』は、特にお気に入り♪

NHKでは、『新日曜美術館』や『アートエンターテインメント・迷宮美術館』をよく見ます。他にも美術関係の番組って、結構あるんですよね。BSや地方番組とか…。とにかくこうした番組の紹介を見てから会場に行くと、より理解が深まってお勧め♪でも、もし見てなくても大丈夫。最近はどの展覧会も大型のスクリーンを設置していて、会場で独自の番組を見ることができるんです。

渋谷の文化村ザ・ミュージアムで開催の『ルノワール+ルノワール展』は、今までとちょっと違った展示をしてくれます。フランスの印象派の代表的な画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール。そして彼の次男として生まれ、やはりフランスを代表する映画監督となったジャン・ルノワール。この2人のルノワールを紹介する展覧会です。

画家のルノワールは今さら語ることもないでしょうが、息子のルノワールを紹介します。1894年パリのモンマルトルで生まれたジャンは、第1次世界大戦で負傷し療養生活を送るうちに映画に興味を抱くようになりました。1919年父の死後、1924年自分の映画プロを設立。(79年死去)

代表作には、「女優ナナ」(26)「どん底」(36)「大いなる幻影」(37)「フレンチ・カンカン」(54)「草の上の昼食」(59)などなど。画家の父から受けていたであろう、絵画のイメージ。それを映像化する息子。ちなみに彼の弟ピエールは俳優、その息子(甥)クロードは撮影監督に。ホント、絵画と映像に関わる一家だったのですね。
コメント (4)
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