御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
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中学生の職場体験がありました。

2011年02月04日 | いろいろ。
今年度も中学生の職場体験がありました。
図書館を志願してくれた彼らは、一生懸命頑張ってくれました。
おススメの本を選んで紹介文を作ってもらいましたので、載せちゃいます!

2年生 Sくん
『精霊の守り人』上橋菜穂子著(偕成社)
物語は主人公のバルサが皇子のチャグムを助けるところからはじまります。
そしてチャグムに宿る精霊の卵のせいで、父である帝から追われているチャグムとともに逃げることになったバルサ。
帝の暗殺者に襲われながらも卵のなぞを解き、無事に卵をかえしてチャグムは都に戻る。
この二人の出会いが、いずれ皇国の運命を左右する。
緊迫した戦いのシーンや出会いから別れまでのチャグムの心情の変化を分かりやすく描いています。
ぜひ読んで下さい。

2年生 Tさん
『メディエータ』メグ・キャボット著(理論社)
普通なら、おばけや霊は見えないけれど、この本の主人公は霊能者で霊が見えてしまいます。
私ができないことを子の主人公は体験していて、本を読むと自分が体験しているように思えてくるのでおもしろい本です。
しかも、ありえないことがおこったりするので次はどうなるのかワクワク楽しいです。
150年前に死んでしまっている人を好きになるというところや、悪霊退治をするところが特にできないことを体験できるみたいでどんどん読めます。

図書館のお仕事がカウンター業務だけではないことを身をもって知ってくれた彼らの将来に、図書館での体験が少しでも役にたちますように。
今度はお客様としてお待ちしていますね。
お疲れさまでした。

(mk)

コメント
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