眠らない街

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白馬でのスクール~ひたすらJターン

2009年03月30日 | スノボスクール
午後1時半、「幸せの鐘」の前集合。

五竜スノーボードアカデミーのインストラクターさんが、続々集まってきます。
しかし、受講生はどうみても少数。受講生よりインストラクターさんが多いのでは?
開始時間まで間があり、インストラクターさん同士でじゃれ合っていました。
腐女子のコが見たら、よだれモンの光景・・・
久々のパウダースノーに、インストラクターさんたちも気分が舞い上がっている感じ。

私はカービング上達コースで、高石さんについてもらいました。
高石さんは、この日唯一の女性のインストラクターさん。
カービング上達コースも私1人で、個人レッスン状態。ラッキー
高石さんに教わるのは、今シーズン3回目。
前回はボロボロだったので、ちょっとは成長したところを見せたいと思っていました。
午前中、ほとんど出来てなかったのが、悩みの種ですが・・・

まずは、とおみスカイフォーリフトに乗り、とおみゲレンデから、人の少ないいいもりゲレンデへ。
テスト滑走1本で、ターンの問題点を指摘されました。
以下スクール内容。今回は「ひたすらJターン」編です。

①ポジションの確認
静止した状態で、重心を右足に乗せた基本姿勢の確認を行います。
「骨盤を右足に乗せる」という言い方をされましたが、他のスクールで習ったことと同じです。

②斜滑降上下動付き(フロント/バック)
ターンの問題点は数点あり、1点目がターン中に「骨盤が右足に乗っていない」こと。
これを矯正するメニューが以下。
・斜滑降からしゃがみ込み、その時骨盤が右足に乗る
・しゃがみ込みから伸び上がる時、重心を前にする
再三やっているはずなのに、ちょっと気を抜くと元に戻るのが悪癖です・・・
このメニューは一発OKでした。

③Jターン(フロント/バック)
②が出来たことを確認し、やっぱりJターンが出ます。苦手なメニュー。
「スピードは出さない」「骨盤を右足に乗せることを意識」してやるように言われます。
しかし、バックでやはりこけました。
問題点の2点目が「懐に力が入っていない」こと。
独特の言い回しですが、要は「くの字姿勢」が取れていないということ。
「倒れそうになるとき、自覚ありますか」
「はい」
「倒れそうになったら、そこから踏ん張らず、伸び上がってもいいですよ」
「転倒しない方が大事です」
再度滑って、またこけます。
「足首緊張させて、甲を引き上げていますか?」
「ちょっと緩んでました」
「それでは、腹筋と足首意識して滑って下さい」
腹筋=懐に力を入れるの意。2回目は無事OKでした。

④連続ターン
腹筋と足首を改善して1本滑ります。こけることはなくなりましたが、問題点の3点目の指摘。
「右腕の回し込みが止まっている」こと。
ターン中、右腕の回し込みが胸の前まで来ておらず、胸がバインディングのアングルに合っていないと指摘されます。
これは、ボードの描く弧に体が追随していないということ。
日頃、「前膝から捻る」を意識していますが、ターン中では出来ている時と出来ていない時があります。
前膝から捻って、右腕の回し込みが出来れば、基本姿勢が取り易くなるはず。

⑤Jターン(バック)
腹筋、足首、右腕回し込みを改善して、再びJターン。
回し込んでいるようでも、もっとハッキリ大きめにやるように指摘されました。
出来るようになったところで、⑥へ。

⑥Jターン(バック)
右腕の回し込みが出来るようになった後、回し込んでいる右腕の高さを指摘されます。
回し込む右腕は、最終的に自分の右膝を触るような感じから、体の正面に持ってくるとのこと。
ターン開始時、右腕は肩の高さにありますが、肩→右膝→体の正面の斜め下へ軌道になります。
意味付けは、エッジタッチターンと同じだと思います。

⑦連続ターン
⑥までクリア出来て、かなりターンし易くなっていました。
この連続ターンでは、以前教わった、バックサイドの時は右腕を低く、フロントサイドの時は右腕を高く、を意識しました。
これは一発クリア。⑧へ。

⑧Jターン(バック)
残り時間がもう少しということもあり、最後に⑥のおさらいをします。
スピードを出さずにやるように指示されました。
「ゆっくりやる方が難しいですよ」
「ハイ。承知してます」
「高石さん、私がJターン苦手なこと知ってますよね~(笑)」
「ええ、薄々(笑)」
わざわざ、一番の緩斜面のいいもり第一高速ペアリフト終点辺りに移動。
そこで、⑥の練習メニューをゆっくりやります。
Jターン久々の一発クリアでした。

ここまでで、スクール終了。
「1月の頭から比べると、極端にダメなところはなくなったし、スゴイ成長ですよ!」
と言ってもらえました。
スクールの途中にもいろいろ話をして、
「前回、ダメダメでしたが、直滑降の滑り方を教わったのが大きかったです」
「フラットがしっかり滑れるのは、安定していないと出来ませんからね」
「基本姿勢が染み付いたし、足裏も敏感になったような感じです」
のような話や、高石さん自身、他のスクールを受講して、どのような教え方をしているのか興味があるようなことも言っていました。
今シーズンは、ホント高石さんにはお世話になりました。ありがとうございましたっ!

今回の一言:「Jターンで基本姿勢を固める」

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