午前中、長峰クワッドリフトを降り、すぐ横の美奈ゲレンデで滑ってました。
かなり斜度がありますが、ここをカービングで滑って降りたいということで、何度もチャレンジ!
しかし、ほとんど体で滑って(転んで)いました。
そのうちに、フォームが崩れてきます。
どう滑っていいか、分からなくなっていました。
午後からスクール。
上級コースに振り分けられます。
インストラクターは、山本さんという男性の方。高嶋政宏似の頼れるリーダータイプ。
メチャクチャ落ち付きがあって、渋くてカッコイイ。
上級は私1人。
ペアリフトに乗った時、
「どういう指導を受けたいとか、ありますか?」
と聞かれました。
「カービングが出来るようになりたいです」
「斜度がキツいとダメです」
「他のスクールで、よく注意されることはありますか」
「頭はよく言われます。下がっているって」
「分かりました。一度見てみましょう」
長峰ゲレンデで、早速1本テスト滑走。
カービングでエッジを立てて滑るように言われます。
・・・が、午後からバーンが緩くなっており、雪の深さで思うようにコントロール出来ません。
その後、午前中に散々滑った美奈ゲレンデへ。
1本滑ると、
「悪くない滑りです。しかし1つ残念な点があります」
「・・・」
「頭が下がっていると言われていましたが、むしろ上半身です」
「下半身が高く、上半身で低くしようとしているから、ボードの上に体が乗っていません」
「ボードの上に体が乗っていないと、斜度がきつくなるとコントロール出来なくなります」
「あと、斜度がきついところでは、リスクを冒さない滑りも必要です」
「カービングにこだわらず、ずらしながら降りれるようになりましょう」
「ずらしながら滑るのを、カービングに見せかけるテクもありますよ」
ということで、カービングというより、主にドリフトターン/グライドターンのレッスンになりました。
美奈ゲレンデに戻り、斜度がキツイ部分を回避して、レッスン開始。
①レールターン
白馬のレッスンでやった後ろ荷重の姿勢で、体軸だけを傾けるターンをするように言われました。
静止した状態で後ろ荷重の姿勢を作り、体をバックに傾ける→戻す→フロントに傾ける→戻す、というのを言われます。
腕を振ってローテーションの気配が見えると、
「ローテーションはしない!体は動かさない!傾けるだけ!」
と強く言われます。
静止した状態での傾きでOKが出ると、滑走開始。
ものすごく滑り易かったのにビックリ。
「体を一切動かさない」ということで、足首、腰、膝、頭、全て動かさずに傾きだけに集中した結果、ボードの垂直上に体が乗ることが出来ました。
無事OK出ました。
②クロスオーバー
「レールターンは、片側だけのターンなんです」
「???」
山本さんが言うには、
「ターン後半からフォールラインは、フラットで滑っていて(戻す動き)、ターン前半だけエッジを立てた滑りになっている(傾きの動き)」
から。
クロスオーバーは、ターン後半から前半に移る瞬間、ボードの切り替えで、一瞬だけフラットを感じ、飛び越えて逆側の傾きを行う練習。
「バックサイドの時は、谷に身を投じるようなイメージで!」
「フロントザイドの時は、谷側に倒れるようなイメージで!」
滑走1本で、
「悪くない滑りです。意識としては出来ていました」
「まあ、難しいですからね」
とのこと。
③グライドターン
「ケツ出し、腹出しって聞いたことありますか?」
「ありません」
ここでの練習メニューは、ズレのターン。
ズレのターンは、前足を支点にして、後ろ足を振ると考えてしまいますが、これはその1つで全部で3種類あるとのこと。
・前足を支点にして、後ろ足を振る
・後ろ足を支点にして、前足を振る
・両足を振る
この練習メニューは「両足を振る」もの。
ちなみにこの「両足を振る」は、クルマに例えると「4輪ドリフト」になると思います。頭文字D1巻99~101ページ参照。
ボードの上に立ち「軽く腰を落とす、胸はやや前に向ける」という基本姿勢を作ります。
静止した状態で、腹だけをボードの外側に出す→戻す→ケツだけをボードの外側に出す→戻すというのを繰り返し行います。
「腰落とさない!腕も固定!腹とケツだけ!」
山本さんがお手本で滑ると、ターンの跡は、三日月のようなズレと1本の線のキレが出来ます。
実際滑ると、
「エッジを立てようとしてます。傾けちゃダメ!」
「腹とケツを出す!戻す!出す!戻す!これだけです」
これが意外と難しかったです。出すことは出来ますが、戻すことが上手く出来ません。
斜度がキツかった要因もあると思います。
結局OKは出ずじまい。
練習メニュー的には少なかったですが、一番簡単なメニューなはずなのに、一番苦戦したかもしれません。
「カービングは、ボードの上に体が乗って、傾けるだけです」
「グライドは、傾けずに腹とケツを突き出すだけです」
「斜度に応じて使い分けられるようになればリスクが少なく、安全に滑れるようになります」
「でも、出来なければ、上達が止まるかもしれません」
穏やかな口調ですが、終始厳しい感じのコメントでした。
しかし、「ボードの上に体がしっかり乗る」という基本がイマイチという指摘なのだと思います。
基本の塊を目指すには、この日の練習メニューをクリアするのみ!!
山本さん、ありがとうございました!!
今回の一言:「ボードの上に体がしっかり乗る」
かなり斜度がありますが、ここをカービングで滑って降りたいということで、何度もチャレンジ!
しかし、ほとんど体で滑って(転んで)いました。
そのうちに、フォームが崩れてきます。
どう滑っていいか、分からなくなっていました。
午後からスクール。
上級コースに振り分けられます。
インストラクターは、山本さんという男性の方。高嶋政宏似の頼れるリーダータイプ。
メチャクチャ落ち付きがあって、渋くてカッコイイ。
上級は私1人。
ペアリフトに乗った時、
「どういう指導を受けたいとか、ありますか?」
と聞かれました。
「カービングが出来るようになりたいです」
「斜度がキツいとダメです」
「他のスクールで、よく注意されることはありますか」
「頭はよく言われます。下がっているって」
「分かりました。一度見てみましょう」
長峰ゲレンデで、早速1本テスト滑走。
カービングでエッジを立てて滑るように言われます。
・・・が、午後からバーンが緩くなっており、雪の深さで思うようにコントロール出来ません。
その後、午前中に散々滑った美奈ゲレンデへ。
1本滑ると、
「悪くない滑りです。しかし1つ残念な点があります」
「・・・」
「頭が下がっていると言われていましたが、むしろ上半身です」
「下半身が高く、上半身で低くしようとしているから、ボードの上に体が乗っていません」
「ボードの上に体が乗っていないと、斜度がきつくなるとコントロール出来なくなります」
「あと、斜度がきついところでは、リスクを冒さない滑りも必要です」
「カービングにこだわらず、ずらしながら降りれるようになりましょう」
「ずらしながら滑るのを、カービングに見せかけるテクもありますよ」
ということで、カービングというより、主にドリフトターン/グライドターンのレッスンになりました。
美奈ゲレンデに戻り、斜度がキツイ部分を回避して、レッスン開始。
①レールターン
白馬のレッスンでやった後ろ荷重の姿勢で、体軸だけを傾けるターンをするように言われました。
静止した状態で後ろ荷重の姿勢を作り、体をバックに傾ける→戻す→フロントに傾ける→戻す、というのを言われます。
腕を振ってローテーションの気配が見えると、
「ローテーションはしない!体は動かさない!傾けるだけ!」
と強く言われます。
静止した状態での傾きでOKが出ると、滑走開始。
ものすごく滑り易かったのにビックリ。
「体を一切動かさない」ということで、足首、腰、膝、頭、全て動かさずに傾きだけに集中した結果、ボードの垂直上に体が乗ることが出来ました。
無事OK出ました。
②クロスオーバー
「レールターンは、片側だけのターンなんです」
「???」
山本さんが言うには、
「ターン後半からフォールラインは、フラットで滑っていて(戻す動き)、ターン前半だけエッジを立てた滑りになっている(傾きの動き)」
から。
クロスオーバーは、ターン後半から前半に移る瞬間、ボードの切り替えで、一瞬だけフラットを感じ、飛び越えて逆側の傾きを行う練習。
「バックサイドの時は、谷に身を投じるようなイメージで!」
「フロントザイドの時は、谷側に倒れるようなイメージで!」
滑走1本で、
「悪くない滑りです。意識としては出来ていました」
「まあ、難しいですからね」
とのこと。
③グライドターン
「ケツ出し、腹出しって聞いたことありますか?」
「ありません」
ここでの練習メニューは、ズレのターン。
ズレのターンは、前足を支点にして、後ろ足を振ると考えてしまいますが、これはその1つで全部で3種類あるとのこと。
・前足を支点にして、後ろ足を振る
・後ろ足を支点にして、前足を振る
・両足を振る
この練習メニューは「両足を振る」もの。
ちなみにこの「両足を振る」は、クルマに例えると「4輪ドリフト」になると思います。頭文字D1巻99~101ページ参照。
ボードの上に立ち「軽く腰を落とす、胸はやや前に向ける」という基本姿勢を作ります。
静止した状態で、腹だけをボードの外側に出す→戻す→ケツだけをボードの外側に出す→戻すというのを繰り返し行います。
「腰落とさない!腕も固定!腹とケツだけ!」
山本さんがお手本で滑ると、ターンの跡は、三日月のようなズレと1本の線のキレが出来ます。
実際滑ると、
「エッジを立てようとしてます。傾けちゃダメ!」
「腹とケツを出す!戻す!出す!戻す!これだけです」
これが意外と難しかったです。出すことは出来ますが、戻すことが上手く出来ません。
斜度がキツかった要因もあると思います。
結局OKは出ずじまい。
練習メニュー的には少なかったですが、一番簡単なメニューなはずなのに、一番苦戦したかもしれません。
「カービングは、ボードの上に体が乗って、傾けるだけです」
「グライドは、傾けずに腹とケツを突き出すだけです」
「斜度に応じて使い分けられるようになればリスクが少なく、安全に滑れるようになります」
「でも、出来なければ、上達が止まるかもしれません」
穏やかな口調ですが、終始厳しい感じのコメントでした。
しかし、「ボードの上に体がしっかり乗る」という基本がイマイチという指摘なのだと思います。
基本の塊を目指すには、この日の練習メニューをクリアするのみ!!
山本さん、ありがとうございました!!
今回の一言:「ボードの上に体がしっかり乗る」
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