眠らない街

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ストーブリーグ

2008年12月08日 | FC東京&サッカー
リーグ戦全日程が終了すると、ストーブリーグがにぎわってきます。
野球と異なり、移籍がフリーなサッカーでは、お気に入りの選手が移籍することが多く、サポは気が気ではありません。
一方で、応援しているチーム以外の移籍情報には興味津々。
ただ、自チームでも他チームでも、戦力外通告の話は胸が痛いものがあります。
寿命が短いサッカー選手、1年でも現役で輝いて欲しいなと思います。

この日記では、ストーブリーグ関連で考えていたこと、気になった記事を書いてみます。

■三都主移籍を志願
浦和の三都主アレサンドロは、浦和に復帰後、ケガで戦線離脱。ほとんど出番がないまま2008年シーズンを終えた。
現在の年俸が推定8000万。
今オフの更改で、年俸が三分の一になるらしい。で、フロントへの不信感も手伝い、移籍志願しているとのこと。

ここで注目なのは「三都主ほどの選手でも、年俸が1億に達していない」こと。
また「三都主の実力と存在は、プロ野球で言えばどの選手相当」なのか。

例えば、鹿島の小笠原なら、巨人の上原相当の選手のような感じがする。
三都主なら、中日の立浪ぐらいだろうか・・・!?
ちなみに、立浪は年俸1億から、2000万ダウンで8000万。
うーむ。同じか・・・
でも立浪が少なすぎるよなぁ~

■千葉が、鹿島・中後獲得に動く
どこをどうやったら、獲得出来るという手応えがあるのだろう???
全くもって、あり得ない。
これが実現したら、千葉のスカウトを「神」と認めるしかありません。

■J2岐阜、負債3億円。人件費圧縮柱に再建へ
要約すると「赤字で15人の選手を解雇。年俸500万以下」となります。
500万と言えば、サラリーマンと変わらないか、やや下ぐらい。
スポーツ選手という夢のある職業としては、あまりに寂しい数字。

スカパーの「Jリーグアフターゲームショー」特番の座談会で、以下のような話がありました。
「Jのチームといえど、企業には変わりはない」
「事業の大きさの差はあれど、黒字になることが必要」
「準加盟から、正式加盟(J2入り)のチームが増えているが、事業として成立しているかの見極めが最重要」
「安易に加盟を認めるべきでない」
同感です。選手の年俸500万以下に抑えるなどは、事業が成立しているとは言い難い。

チーム目標をフロントがしっかり立て(育成か勝利か、何ヵ年計画でサッカーを確立するのか)、それが出来る監督を招へいするのが第一。
で、サポーターの心を掴むために何をするかが問われますね。

■鹿島V3補強着々・・・大分MF金崎獲得も
この記事を読むと分かりますが「G大阪、名古屋、浦和なども興味を示している金崎」という一文があります。
鹿島、G大阪、名古屋は、まあ、納得するけど、浦和が興味というのはどういうことなのか?
梅崎を獲得して、満足に使いこなせなかったチームが、金崎を獲得して、どうしようというのか?
全く理解出来ず

■来季契約非継続選手について
東京が、川口、小澤、池上、鈴木健の戦力外通告を発表。

ノブさんはある意味仕方無いとしても、小澤、池上、スズケンの解雇は残念。
ガミは、ユーティリティ性のある選手だったけど、本職がボランチだったのが不運だったか。
出場は少なかったけど、出場した試合ではしっかり仕事をこなしていました。
ポジショニングも攻め上がりもキープも及第点。特筆する個性はなかったけど、良い選手だと思っていました。
千葉戦の今野のパフォーマンスなら、ガミの方が上だったかも

また、小澤、スズケンは高卒獲得の選手だったけど、東京では高卒で獲得した選手が育った例がありません
(即戦力の)大卒、移籍、ユースの選手しか活躍していないのです。
既に高卒2選手の加入が発表されていますが、高卒新人の育て方をチームとして考えて欲しいですね。
即戦力にはならないわけですから、何年後を見据えて育てるかということ含めて。

■実権よこせ!ラモス常務クビ覚悟の要求
「自身の権限拡大を含むフロント刷新を要求。立場が危うくなるにもかかわらず、チームを根底から変える不退転の決意を固めた」
「やっぱりヴェルディを愛してて、サッカーを知ってる人間がフロントに入らないと無理。
それはオレと柱谷だ」

とあります。
ラモスも柱谷も、監督として有能とは思いません。
ただ、ラモスがヴェルディのために立ち上がったということは、評価すべき。

ヴェルディは、経費削減でチーム中心選手を年俸の高い順からリストラました。
また「柱谷監督解任」「高木ヘッドに監督要請」「社長はサポからの会見要求を拒否」「社長がHPで謝罪」という流れから見えるのは、その場でしか考えていないということ。
どういうチームにするか、どういう運営にするかが全く見えません。
高木ヘッドは、横浜FCを昇格させた実績がありますが、札幌三浦監督と同系統だと思います。
現有戦力と現在のステージに応じた負けないサッカーを志向しますが、それがJ1で通用するサッカーとは思いません。
この状況で、来期のJ1昇格を目指すなら、ラモス権限拡大を認め、石崎(柏監督)、大木(元甲府監督)、樋口(大宮監督)らを招へいするのがベストだと思います。

●追記12月9日
岐阜の選手は500万以下だけど、ヴェルディの選手には300万の選手もいるとのこと。
「居酒屋のバイト並み」の声が一部選手から出ているそうです。