眠らない街

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泣いた~「1リットルの涙」最終回

2005年12月20日 | ドラマ
「1リットルの涙」最終回、ハッピーエンドって訳ではなかったけどとても感動した
ドラマ、映画の類でこんなに泣けたのは初めてかもしれない。

思えばこのドラマ、沢尻エリカ目当てで見始めたものの、亜也をとりまく人物の強さ、優しさに毎回かなり泣かされた
亜也がつらい時、ぶっきらぼうだが、孤高の強さ、優しさを見せる遥斗(錦戸亮)。
     
6話で、友達に亜也のことでいじめられた弟に叱咤する亜湖(成海璃子)。
「弘樹、今お前のここ(胸)痛いよな!」と子供に語りかける父親(陣内孝則)。

最後のシーン。亜也の一周忌に主治医の水野医師が墓参りに訪れ、池内夫妻と語り合う。
「亜也さんはすごい人でした。最後まであきらめようとしなかった」
「亜也は普通の女の子ですよ」
水野医師は、現代医学で処し切れない難病と全力で立ち向かいながらも、もっとやれることがあったのではと、医学の無力さ、自分の無力さを責める。
池内夫妻に礼をして、一足先に帰ろうとした瞬間、「池内さん、亜也さんはやはりすごい人でした」と一言。
高台にあるお墓に向かって、亜也に会いに来るたくさんの人々が見える。
     
「誰か人の役に立ちたい」という亜也の想いは確かに届いたのだ。いい終わり方で良かった。

HPの沢尻エリカのインタビューも必見。同じ病気の患者とその看護師の方が、このドラマを通じて打ち解けることが出来たというファンレターがあったそうです