ようやく秋を実感出来る今日この頃、涼風が立つと妙に聴きたくなるのが中島みゆき。(笑)
と言う訳で・・・。
この曲は彼女の数多ある傑作の中でも、相当上位に位置する曲と言っても異論は少ないと思います。
歌詞は著作権の問題があるからリンクを貼っておきます。
「ホームにて」 http://j-lyric.net/artist/a000701/l0006dc.html
みゆきさんの歌は本人が歌ってナンボなんですよね、上手い下手じゃない。どんなに上手い人がカバーしても彼女の表現力には及ばない。(一番良くて研ナオコさんかな)
みゆきさん本人の歌はクリップ以外、殆どyoutubeで削除されてるし、上記した意味でカバーをリンクしても意味ないので歌自体はリンクしません。
この歌詞の凄い所は2番中頃の「涙の数ため息の数」以外、全部、比喩、暗喩、抽象的表現で作られているんですよね。(「涙の数ため息の数」だって暗喩と言えるけど、この言葉だけは現実と交差してる〜面倒くさく言えば、この言葉が抽象的世界と現実を結びつけてる)
それでいて聞く一人ひとりは、それぞれの内面を投影して自分の景色を具体的に描いてしまえる。
「ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと やさしいやさしい駅長が街なかに叫ぶ」
現実に有ったら喜劇でしかないのに、歌詞の意味する所はしっかり解るし静かで寂しげなメロディーと彼女の歌声が、より心象風景の輪郭をクッキリ浮き彫りにしていきます。
「故郷を失った者が未だ見ぬ新しい故郷を探す旅、永遠のさすらい人」、みゆきさんの主要テーマの一つだけど、そのテーマで1,2を争う名曲だと思っています。
みゆきさんくらい抽象的言葉を現実世界に上手くリンクさせる人を僕は知らない、その言葉は時に尖ったナイフよりも鋭利な刃物となり、或いは吹き出す血を止める包帯にもなる。
ユーミンのメロディーはユーミンにしか書けない、それと同じく、みゆきさんの詞はみゆきさんにしか書けない、真の天才だと思います。
と言う訳で・・・。
この曲は彼女の数多ある傑作の中でも、相当上位に位置する曲と言っても異論は少ないと思います。
歌詞は著作権の問題があるからリンクを貼っておきます。
「ホームにて」 http://j-lyric.net/artist/a000701/l0006dc.html
みゆきさんの歌は本人が歌ってナンボなんですよね、上手い下手じゃない。どんなに上手い人がカバーしても彼女の表現力には及ばない。(一番良くて研ナオコさんかな)
みゆきさん本人の歌はクリップ以外、殆どyoutubeで削除されてるし、上記した意味でカバーをリンクしても意味ないので歌自体はリンクしません。
この歌詞の凄い所は2番中頃の「涙の数ため息の数」以外、全部、比喩、暗喩、抽象的表現で作られているんですよね。(「涙の数ため息の数」だって暗喩と言えるけど、この言葉だけは現実と交差してる〜面倒くさく言えば、この言葉が抽象的世界と現実を結びつけてる)
それでいて聞く一人ひとりは、それぞれの内面を投影して自分の景色を具体的に描いてしまえる。
「ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと やさしいやさしい駅長が街なかに叫ぶ」
現実に有ったら喜劇でしかないのに、歌詞の意味する所はしっかり解るし静かで寂しげなメロディーと彼女の歌声が、より心象風景の輪郭をクッキリ浮き彫りにしていきます。
「故郷を失った者が未だ見ぬ新しい故郷を探す旅、永遠のさすらい人」、みゆきさんの主要テーマの一つだけど、そのテーマで1,2を争う名曲だと思っています。
みゆきさんくらい抽象的言葉を現実世界に上手くリンクさせる人を僕は知らない、その言葉は時に尖ったナイフよりも鋭利な刃物となり、或いは吹き出す血を止める包帯にもなる。
ユーミンのメロディーはユーミンにしか書けない、それと同じく、みゆきさんの詞はみゆきさんにしか書けない、真の天才だと思います。
再コメント、ありがとうございます!
楽しかったですもん。
>そう言って頂き有難いです。
僕もみゆきさん、めぞん一刻、009について、あんなに話したのは初めてで、本当に嬉しかったです。
何もかも捨てて(ネコをつれて?)街?町かな?を出ようとする気持ちは起こりますが(笑)
>解ります!そういう気持ちって、男、女、関係なく多くの人達が抱く感情だと思ってます。
僕は高校時代、山登りしてた関係で隣県のH市に移り住むのが夢なんですよ。
きっと、夢のままだし、夢だから良いのでしょう。(笑)
また、伺います。
>殆ど新たな本を読まなくなってしまい、伺うチャンスがないのですが、こちらは、いつでも大歓迎です。
実は、自分も、前お話しした記事を昨日読み返してまして(笑)
懐かしいですね~。思わず、またCDを聴いてしまいました。
気がつくと、2時間あっという間に過ぎていました。あの時と変わらない。
楽しかったですもん。
サイボーグ009→めぞん一刻→中島みゆき。
コメント連投してますね、自分(笑)
自分も故郷で就職をしてるので、帰る場所はないんですけど、やっぱりこの曲の優しさに、ほっとしてしまいますね。
逆に、地元に住んでいるせいか、時おり、本当に時おりですが、何もかも捨てて(ネコをつれて?)街?町かな?を出ようとする気持ちは起こりますが(笑)
もちろん、実行せずに生きていくんだろうなと思います。
また、伺います。
というのは冗談として
きみやすさん、こんばんは
コメントありがとうございます!
こちらこそご無沙汰ばかりで、お元気でおられますでしょうか。
抽象的である歌詞だからこそ、逆にそれぞれの景色が具体性を持つ。
おもしろいですねぇ。
>抽象的だからこそ一つに縛られない多様性があるんじゃないでしょうか。
それでいて、個人々々はそれぞれの心象風景をしっかり結べる、これって真似の出来ない才能だと思います。
僕の好きな「砂の船」、「友情」、「歌姫」ets、いずれも抽象的言葉を使いながら心象風景がしっかり見えるんですよね。
尤も、その抽象性故、「悪女」で主人公が電話してる相手の解釈が何通りもあるそうですが。(笑~「主人公とマリコと男の三角関係」、「受話器を持って電話してるフリ」他いろいろ)
帰るべき故郷がなくても、聴きほれる
>僕は生まれも育ちも現在も、殆どこの町を出た事ないのですが、それでも歌に共振してしまいます。
何時でも、ご遠慮なくお越し下さい、お待ちしております。
(以前、みゆきさんで随分、話し込んだのを懐かしく思っています)
>「涙の数ため息の数」(略)この言葉だけは現実と交差してる〜面倒くさく言えば、この言葉が抽象的世界と現実を結びつけてる)
> それでいて聞く一人ひとりは、それぞれの内面を投影して自分の景色を具体的に描いてしまえる。
思わず、改めて聴いてみました。
なるほど。歌詞で、より鮮明に
聴いている人間の内面から景色を思い浮かばせる。
抽象的である歌詞だからこそ、逆にそれぞれの景色が
具体性を持つ。
おもしろいですねぇ。
>現実に有ったら喜劇でしかないのに、歌詞の意味する所はしっかり解るし静かで寂しげなメロディーと彼女の歌声が、より心象風景の輪郭をクッキリ浮き彫りにしていきます。
ここは本当に、帰るべき故郷がなくても、聴きほれる
深く、揺り動かされる歌詞ですね。
また、お邪魔します。