錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ディプロミスタス

2015年09月07日 | 石ころ
先日、ディプロミスタス(Diplomystus dentatus)の化石を購入。
そして、その化石が鹿児島から帰ってきたら届いていました。
未クリーニングだったからか?メチャメチャ格安だったので購入意欲を後押しした訳でして、これから時間を見つけては、この化石のクリーニングをチマチマとですが始めようかと考えています。

ディプロミスタス
Diplomystus dentatus

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硬骨魚類ニシン目
時代:古第三紀・始新世
産地:Lincoln County, Wyoming, U.S.A.
( ‬Green River Formation)



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ブーゲンビレアにスズムシバナ

2015年09月07日 | 昆虫・植物
鹿児島で咲き誇っていたブーゲンビレア(ブーゲンビリア)を見て、ここは暖かいんだなぁ・・・ なーんて思いながら帰ってきたら我が家の庭でも咲いてましたぁ。
昔は温室での地植えだったので真冬でも咲いていたのですが、これを鉢上げしてからは気まぐれになってたんですよぉ。

そして、その脇に目を向けると青いスズムシバナの花が咲いてましたぁ。
ん?
ん・・・
温度があれば周年咲きのブーゲンだけど、南の島でなければ大抵が夏の花。
その夏の花の横に秋の花のスズムシバナでから、今は夏なのか秋なのか分からなくなりますね。
そう言えば・・・
9月に入って、朝晩はめっきり涼しく感じるようになったので、やっぱ秋が正しいのかもしれない。
って事は、今咲いているブーゲンビレアは温室に取り込んだ方が良いのかなぁ?

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おまけネタ(桜島707回目の噴火)

2015年09月07日 | 風景
おまけネタっていうか噴火ネタなんだけど一昨日の朝に島を出ようと思ったら、やや霞んだ感じはしたんだけど、火口からの噴煙もなかった事から何時の日か何かしらの比較になるんじゃね?って思い撮影しておくことにしました。
って言いうか、桜島の噴火を撮影する常連組みの皆さんであれば、この画像を見たら、そろそろ来ますよぉ・・・ なーんて思われることでしょう。
もちろん私も、そう思って見てたんですけどね。(笑

すると予想通りの展開で直ぐに ズドーン!と大きいのが来ちゃいました。
そして、この爆発的噴火が今年通算707回目として記録され、その後、この噴煙は火口上1800mまで昇り、この噴火によって飛散する噴石は火口より500~800mまで駆け下ったことが観測されました。
これが夜だったら、とても綺麗だったんだろうけど・・・ こればっかりは仕方がないかぁ。

---- Data ----
2015. Sept.05.
11時35分 爆発的噴火
火口上1800m/海抜8600ft
年間通算707回目の噴火

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行き着くところは白浜温泉

2015年09月07日 | 放浪雑記
鹿児島、桜島と言えば行き着くところは、やっぱ白浜温泉センター(さくらじま白浜温泉センター)でしょう。
何処とかの足湯なども良いけれど、ここ白浜の茶色に濁った温めの天然温泉にゆっくりと浸かってリラックス・・・
そして、ここは時間も気にしなくて良いし、なんてったって体が求めてる感じがするんですよねぇ。
また、毎月26日は「白浜温泉の日」として一般浴場の入浴料が一律100円と大変お得な設定になってますよ。

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昼夜とわずのパトロール

2015年09月07日 | 雑記(ひまつぶし)
桜島の県道26号線沿いで噴火の撮影をしていると警察署のパトカーとは別に消防車や救急車などが通ります。
それも昼夜問わずの見回りです。
いやぁ、場合によっては通行中に噴石の直撃を受けたりして救急連絡ができない場合もありますからねぇ・・・

警察官や消防署員の皆さん。
そして、いろんな形で係わられている各方面のみなさんへ・・・
本当にお疲れ様です。

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せっかくだから・・・

2015年09月07日 | 昆虫・植物
桜島って言うか、せっかく鹿児島まで来たのだからクロマダラソテツシジミでも探してみようかなぁ?って・・・
昔はさぁ、目の色変えて採集したり飼育したりして標本を作ったりしたんだけど、最近はと言うと誰一人として見向きもしませんもんね。
いやぁ・・・
ホント、クロマダラソテツシジミの価値も地に落ちたものですよ。
さて、本題に戻りまして、それらしき食痕が残っているソテツの近くを探すと、ご覧の通りクロマダラソテツシジミの姿が・・・

オスは狭い範囲ながらテリトリー持つようで、自分の縄張りに入ってくるオスを追い出したり、適当なソテツの葉上で見張りをする姿が見られました。

オスとは違いメスは産卵しようとソテツの柔らかい葉や若い芽を探して元気に飛び回っていました。

そして、展開を始めたばかりのソテツの葉?芽?を探すとアリに守られた幼虫の姿が・・・
もう少ししたら、この幼虫も蛹化するんでょうね。

成虫も小さいけど当然の事ながら、その卵も小さい。
ちょっと老眼が進んだ爺ちゃんには厳しいけれど、それでも何とか卵を見つける事ができました。
しっかし、こいつの卵を探してみると、あちらこちらに大量に産卵されていましたねぇ。
ならば・・・
せっかくなので低温期型でも羽化させようと卵が多くみられた新芽を少しだけ頂いてきました。
この卵が孵化して、今のエサを食べつくしたらインゲンで育てられるので飼育ネタを切らした人間にとっては良い暇潰しになりますからね。

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犬の恩返し(桜島709回目の爆発的噴火)

2015年09月07日 | その他の生き物
ここは「鶴の恩返し」ならぬ「犬の恩返し」と言う、ちよっとふざけたようなお話ですが少しの間だけでも付き合いください。
で、その主人公となるのが、この犬です。
日が明けたので、一昨日の宵の口の事、桜島口から少し入った場所で桜島の噴火を狙ってました。
すると、この野良犬がトコ、トコ、トコと何処からともなくやって来たのです。
見ると、ご覧のように痩せコケたメス犬で乳房の具合から、何処かに子犬がいるような感じに見て取れました。
地元であれば車にキャットフードを乗せているのですが、遠征地である鹿児島では、それも無し。
そこで、ゴメンなぁ・・・
腹が減ってるんだろうけど、お前にあげるエサが無いんだよぉ!と、聞こえるように言った。
でも、この犬が離れようはしなかった。
まぁ、人間の言葉なんて理解できないだろうから、当然と言えば当然の事なんですけどね。
そんな時・・・
夜食に食べようと昼間のうちにコンビニで買っていたサンドイッチと“チーかま”(チーズかまぼこ)がある事を思い出しました。
そこでクーラーボックスに入っていた“チーかま”を、ちぎってあげた。
すると、パクパクと飲み込むように食べ、とうとう5本入っていた“チーかま”を全て食べてきりました。
しかし、さすが野良犬。
もっとくれ!と言わんばかりに離れようとしない。
ん・・・
分かったよ!どんな事情があるは知らないけど、お前の子供にと思って唯一残していた俺の晩飯であるサンドイッチをやるよ!
そして、この野良犬は晩飯となるはずだったサンドイッチを全てたいらげたら、そそくさと桜島の闇の中へと消えていきました。

まぁ、ここまでは、ごく普通の話なのですが、ここから先が“嘘だぁ!”って思えるような話なんですよぉ。
と、言うのが・・・
この日の昼間は晴れていて、夕方の早い時間も桜島の稜線が綺麗に見えていたんです。
ところが撮影用のカメラをセットし、やっと一息ついた頃より山の頂に雲がかかり始めて、その雲は次第に大きくなって山全体を覆うようになりました。
ん・・・
確かに明日は雨との予報が出されてたもんなぁ。
どうしよう・・・?
雨が降り出す前に機材を片付けて早めに引き上げるとしますかぁ?
でも、風向きが変わってきたので、もしかすると雲が取れるかもしれないしなぁ・・・

まぁ、その予想は的中し山の稜線が薄らと見えるようにまで回復。
しかし、山は一向に噴くこともなく、ただ静かに沈黙をたもったまま・・・
吹く風も強くなり、いつ雨が落ちだしても、おかしくない状況だし、このまま待って噴かず仕舞だったら最悪だね!なんて思っていたら、先ほどの野良犬が戻ってきました。
ん?
ん・・・
また、エサでも強請りにやって来たかぁ?
なーんて思っていたら、三脚の前で桜島の山頂をジーっと見ています。
ん?
この犬、何やってんだ?と思ったら、突然、後ろへ少し下がるようして思いっきり“ワン”と一度だけ吠えました。
この痩せ犬の何処から、そんな大きな声が出るんだよぉ!
なーんて思ったのも束の間、火口から赤いものが噴出してきました。
慌ててセットしていたカメラのレリーズを全て押す。

そして、この噴火が合図だったかのように噴火が終わると同時に突然、土砂降りの雨となりセットしてたカメラなどを急いで撤収し終えて、そこにいたはずの犬を探すと、もう、そこには犬の姿はありませんでした。
人間の勝手な解釈だとは思うのですが、これは“チーかま”と唯一の夜食であるサンドイッチを貰った犬が恩返をしに戻ってきたのかなぁ・・・ ってね。
まぁ、こんなくだらない無駄話でしたが、最後までお付き合いを頂きまして、ありがとうございました。

---- Data ----
2015 Sept 05
21時08分
噴煙高火口上1000m/海抜6000t
年間通算709回目

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桜島-通算704回目の噴火

2015年09月07日 | 風景
先ネタで桜島の年間通算702回目と703回目の噴火(爆発的噴火)をUPしましたが、ここでは2台のカメラが撮影した5日の午前2時18分の噴火(爆発的噴火)を比較する意味で2枚UPしてみました。
って言うか・・・
この時間帯になると当日の桜島はガスに覆われて稜線すら確認できないような状況でしたので、この噴火を見られずに帰られた方々も比較的に多かったのではないでしょうか?
まぁ、そんな事もあって敢えて・・・

どうすか?
こんな感じで左右均等に噴いたんだけど、シヤッターを早く切ったのと薄いガスが覆っていたので、ちよっと滲んだような赤になっちゃいました。
シャッター時間を短くし設定し、もう少し絞っていたら、その写りは、もっと変わってたのかもしれない。

こちらは火口に向けた4台のカメラに接続したレリーズを順に押していき、その3台目のカメラが捉えた画像です。
微妙な時間差ですが遅れて押した分、ピーク時の撮影時間が短くなって上にUPした画像よりもスッキリした感じがするけど、明るさが弱まった分だけ中央付近の噴煙が邪魔をしています。
ほんの僅かな差なんですけど、シャッターを押すタイミングで噴火の見た目が変わっちゃうんですよね。

---- Data ----
2015 Sept 05
02時18分
噴煙高-火口上1900m/海抜8900ft
年間通算704回目

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いざ参らん!

2015年09月07日 | 風景
刻々と発表される噴火のデータを見ながら自分なりの予想を出す。
そして、鹿児島の桜島までの300キロ近くを走り抜き、入島するや否や直ぐに風の流れを読みながら撮影場所を選定すると共に夕暮れの薄明かりが無くなる前にカメラのピント合わせと、その固定を済ませる。
※三脚の設置方法や夜露対策などはカテゴリーの撮影関連の過去ログを参考にしてね。
で、撮影のセッティングをすべて終わらせると、周囲が漆黒の闇に包まれていく中で火口から目を離さないようにして赤いものが飛び出すのを待つ・・・


そして4日の18時39分。
ついに、その時が来た!
しかし、まだ周囲は明るいので脇見をしていたところドーン!という音で気付き、火口へと目を向けると既に終わってた。
そう、噴火の爆音は遅れてくるのです。
まぁ、とは言え、この程度の規模だし・・・ なんて言う都合の良い言い訳を探して自分自身を納得させる。(笑

そして先の噴火から待つこと約1時間半・・・
火口が赤く焼け、その火柱は上へ上へと伸びていく。
行けーーーーー!
梅雨やら何やらで、この火柱を見るのは4ヶ月ぶりですので気分は、もうアゲアゲ
--- Data ---
2015. Sept. 04.
20時14分
噴煙高・火口上1600m/海抜7900ft
年間通算702回目


そして・・・
その後はゴーゴーと音を響かせながら火口からチヨロ・チョロと赤いお漏らしをするけど、これと言って大きなモノは全く無し。
でも、三体は膨張していると言うので、これで終わるって事は無い・・・ はず。
だから、その勘を信じて待つ。
しかし、待つ時間は殊の外長く感じる・・・
すると日が変わろうする23時43分に、赤いものが火柱となって火口から飛び出しました。
最初は左に噴いたんだけど、右側へと噴く勢いが強くなって、結果、こんな画に・・・
とは言え、高さや勢いと言い、本当に見応えのある爆発的噴火でした。
--- Data ---
2015. Sept. 04.
23時43分
噴煙高・火口上1600m/海抜7900ft
年間通算703回目





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