錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ミカドアゲハ May. 2024.

2024年05月20日 | 昆虫・植物
フィールドで出会う様々な生き物たち… なーんて謳っていても最近の記事では殆ど登場しない。
もしもーし!
大丈夫ですかぁ?
もしかしてネタが尽きたとか?
なーんて心配は無用ってもんで…
今日はオガタマノキの続きでミカドアゲハをUPしてみました。


兎にも角にも熊本という場所はミカドアゲハが食べるオガタマノキやらタイザンボクが多い。
そう思うのは、この爺だけかもしれないけれど…
だからじゃないけど良く観察すると、あちらこちらでミカドアゲハが飛んでいる。
と、言うか…
春に見られるミカドアゲハは青色が薄くて飛んでいる姿がナミアゲハにそっくり。
だから目の前で飛んでいても気づかないんだなぁ。


そして少し前の記事でも触れていましたが産卵モードに入ったミカドは警戒心が薄れ、人前でも堂々と産卵していく。
ただ、このチョウが強制採卵できれば母蝶を採って産ませるという手法が簡単なのだろうけど、これだけ次々と産卵している割には吹き流しの中へ入れると全くと言って良いほど卵を産んでくれない。
そんな難物のミカドだからこそ…


標本で眺めるよりも自然の中で悠々と飛んでいる姿が一番美しいと思う。
最近では庭木として植栽されたタイザンボクが時と共に大きくなったことから切り倒されているけど、それでも神社などで見られるオガタマノキや僅かに残ったタイザンボクで今も元気に発生を続けています。


一足早く夏を感じさせる九州の青空に舞うミカドアゲハ。
これを美しいと思うのは、この爺さんだけだろうか?

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