錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

序の序

2015年06月01日 | 昆虫・植物
ん・・・
オオムラサキに手を付けたらヤママユもやってしまえーーー!
って、事で…
勢いに乗っちゃってヤママユの繭も回収しちゃいましたぁ。
いやぁ…
昨年の秋だったか?ヤママユのメスがいたので、つい悪い癖で採卵していたのだけれど、どうしましょうねぇ、この繭。
標本が欲しいのであれば飼育なんてしなくても、手っ取り早く街灯パトロールでもをすれば幾らでも採れますからねぇ。

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ついでだぁ!

2015年06月01日 | 昆虫・植物
先ネタの続きみたいになっちゃったけど庭に出たらナガサキアゲハが羽化してた。
それを吹流しに収容して、ちょいと庭の見回りをしていたらオオムラサキを付けていたクワノハエノキの葉が少なくなっていた。
で…
袋がけした中を覗いてみると、あっ!


そう、蛹化したばかりのオオムラサキの蛹がぶら下がっているではないですかぁ。
餌である葉も少なくなっている事もあって中の幼虫が徘徊して、この柔らかい蛹にちょっかいでも出されたら即アウト。
と、言う事で…
この蛹に触れないように袋の掛かえをすることにしました。


一つ目の袋を交換し…
二つ目の袋を外すと前蛹が下がってた。
おっと、危ない!危ない!
気をつけねば…


そして、最後に大きい幼虫を付けていた袋を外すと蛹たちがぶら下がってます。
一つ…
二つ…
三つ…
四つ、と数えて、今日は9個の蛹を回収。
画像の蛹は葉っぱと比べると小さく見えますが、このエノキはクワノハエノキ(リュウキュウエノキ)ですから、蛹が小さいんじゃなくて葉っぱの方がメチャメチャデカいんですぅ。

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ん? ん…

2015年06月01日 | 昆虫・植物
今日も普段通りに夜が明けました。
さぁ、今朝の天気は・・・ 
薄い雲が広がって、その雲が厚くなったり薄くなったりして晴れなのか、或は曇りなのか分からないという、どっちつかずの天気です。
さて、そんな朝ではありますが庭へと出てみるとナガサキアゲハが羽化したばかりだったようでキンカンの枝で羽を伸ばしていました。
ん?
ん…
メスですかぁ。
あのぉ…
ちょうど良いオスがいないんですけどぉ。
こいつ、どうしましょ!
モンキアゲハとでも、くっ付けてみましょうか?
それとも、そこいらで飛んでいるナガサキアゲハとペアリング?
いやぁ…
いくら何でも、その選択は芸がないよなぁ。

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地中蛹化の蛾には・・・

2015年06月01日 | 昆虫・植物
イボタガやオオシモフリスズメなど地中蛹化をする蛾をプラケースにテッシュや土を敷いて蛹化させようとすると蛹化失敗(蛹化不全)を起こすものが多くいました。
そここで…
スレートで仕切った中に半分は固い土、そして残りは耕すように柔らかくした土の上に双方の半分に落ち葉を敷き詰めた中に徘徊を始めた幼虫を数頭入れて観察してみました。
すると、土に潜るとばかり思っていた幼虫たちは土と落ち葉の隙間に潜込み、土の半分と被った落ち葉を利用して曖昧な蛹室を作って蛹化していました。
そして、この時にイボタガは鼻をつくような臭気を放ち、オオシモフリスズメは排泄肛から、やや赤いゼリー状の臭い物質を土壌と落ち葉に塗り付けるようにしてアヒルの卵大(鶏卵よりも一回り大きい)の蛹室を作って蛹化していました。
※次回にでもカキコしようと思いますが、この臭い物質には抗菌作用があるのかな?
そこで、プラケースに同様の条件を作って蛹化させてみると、ほぼ、全ての幼虫を問題なく蛹化させることができました。
が!、これでは湿度管理やスペースをとってしまい、とにかく面倒。
そこで、考えたのが、これ保水オアシス。
園芸店や花屋さんで購入したら高価なので100円ショップで買えば財布にも優しい。


これを4~5cm幅に切って細いスプーン(マドラーみたいなやつ)で荒く削ります。
※オオシモフリスズメの場合は卵大のサイズよりも少し大きく深めに穴を整形します。


削り終えたら水道水で流しながら指を入れて軽く擦ると、なんとなく整形出来ていく感覚が指を通して伝わってきます。


そうやって半分の2ヶ所(矢印部分)を仕上げたのが、この画像です。
※左側の2ヶ所は、荒削りのまま。


そして全ての穴(蛹室)が仕上がったら、これまた100円ショップなんかで買える容器に並べて出来上がり。
この穴って言うか蛹室に縮んだ前蛹態の幼虫を入れて乾燥しないようにラップかビニールをかけておけばOK。
大きさ、形状、湿度は、これで蛹化時の条件が全て整っていますので、余程のドジを踏まない限りはイケルはず…
但し、終齢期にエサ不足を経験させたり、徘徊時に極度な乾燥環境下に放置してしまうと蛹化失敗を起こす事例が多いようにも感じます。

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LEDスタンドライト

2015年06月01日 | 石ころ
量販店のメンバーズカードにポイント貯まってきたので二つのLEDスタンドライトと交換した事は以前にもUPしていましたが、そのLEDスタンドライトを展示ケースにセットしてみましたぁ。
まぁ、こんな感じです。
ストロボ撮影をしちゃったんで全体的に明い画になっちゃったけど、実際は薄暗い中でLEDが展示物を照らしてくれてます。
※展示物のキャプションはボカシ処理をしています。
足元に転がっていた石ころであっても、その存在価値などを記してケースに入れると、それらしく見えてくるのよね。(笑

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八重山諸法度

2015年06月01日 | 昆虫・植物
確か野底の林道が出来て直ぐの頃だったったけなぁ?
ヤエヤママルバネクワガタを撮影したいと、あの石垣の山っていうかジャングルの中へ夜間突入を敢行。
そして、無事にヤエヤママルバネクワガタを写真に収めることができました。
しかーし、その後はというと体の事もあって、例え誘われたとても自粛をしいたのですが、今になって、その時の画像を見返すと、こんなモノで満足してんのか?っていうくらいショボかった。
そんな事から昨年の秋に封印を解き、再び、あの山の中へと足を踏み入れてきたんですよ。
当時は雨が長期間降らずに断水の話も出ていたくらい山はカラカラだったのですが、何とかカシの木で俳諧していた大型の個体を撮影でき大満足。
まぁ、ちょっと前置きが長くなったのですが、その時、一緒に採集したメスを使って採卵させていたのですが、そのケースを今日、ひっくり返してみると幼虫がゴロゴロと出てきました。
今年の5月から石垣市の自然環境保全条例にて採集が禁止されたヤエヤママルバネクワガタの幼虫が、こんなにもたくさんいる。
これからの暑い夏を越し、そして再び訪れる翌年の夏を無事に超えたら成虫でよすよ。
長いなぁ…
でも、それだけの魅力ってヤツが、このマルバネクワガタにはありますよねぇ。


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