錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

軟化展翅

2015年06月06日 | 昆虫・植物
今シーズンに羽化したゼフを生展すれば良いのに、あえて軟化展翅をしています。
面倒なやっちゃなー…
なーんて思うでしょ、でも、軟化展翅には生展翅にない無軟化の良さってもんがあるんですよね。
ほらぁ、展翅する時は良くても、暫く経つとファボ( Favonius )の青色が紫色に部分変色してたり…
アイノやメスアカなんかの金緑色が黄色に変わってたりとかさ。
だから、ちょっと可愛そうだけど羽化したヤツを吹流しに入れっ放しにして、真っ暗な中で数日放置。
すると、羽は完全に仕上がった状態で昇天してる…
まぁ、尾状突起が切れたりスレが生じる可能性もあるので、この方法は一か八かなんだけど。
でも、この方法だとゼフで言うところの飼育色が殆ど出らず、何といっても左右の前翅を上げたところで頭部付近で主脈が折れる?(曲がる?)って事が少なくなるんでよね。
やっぱ、飼育したものであっても野外でネットしたような標本にしたいし、所詮、飼育品だから… なんて、事は言わせたくないですからね。

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鬼が笑う送りもの

2015年06月06日 | 昆虫・植物
良く、来年の事を言えば鬼が笑うと言いますが、その来年の仕込みが届きました。
そう、この上()にUPしているウラゴマダラシジミの卵です。
いやぁ…
やっと今年の飼育が終わったばかりなのですが、早速、来春の楽しみが出来ました。

そして、もう一つ…
緑色をした可愛いオニっ子の幼虫も一緒に頂きましたぁ。
ただ、この幼虫は、そこいらのゴマダラチョウではなく、あの赤い点々があるヤツです。
何時も何時も、本当にありがとうございますぅ。
早速、こいつは庭のクワノハエノキ(リュウキュウエノキ)に袋がけし、ウラゴマダラの卵は日当たりの悪い場所に置いている行燈仕立てのムクナ(アイラトビカズラ)の奥の方に吊るしてあげましたよ。
ここだと湿度や風通しが一番良く管理できますから…


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