興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

冬に耕す

2017-01-06 | 菜園の四季

正月5日、わが家が近所に借りている菜園を耕してきました。
といっても、わたしがやったのは一畝の3分の2だけ(幅1m、長さ3mほど)

菜園管理者の家内に命じられて、駆り出されたのです。

三本鍬で耕せばいいと言われたのですが、大きめのスコップ(シャベルまたはショベルともいう)で掘り起こすことにしました。

わが家の三本鍬は少し小さいので、深く掘れず、これでは表面を撫でるだけに終わってしまうと思ったからです。

スコップのヘラの肩に長靴の足をかけ、力をグイッと入れて深く突き刺す。次にテコの力を借りて、ゴソッと土を掘り起こし、地中の土を地表に出す。
そして、これをくり返す・・・。

状況を見て、自主的に三本鍬をスコップに替える。この辺の工夫と判断力が賢いわたしならではのことといえるでしょう。(←自分で自分をほめるバカ)


この日は冷たい北風の吹く日でした。流れ落ちる鼻水を、軍手の甲で拭いながらの作業となりました。
でも、夏場と違い、虫が足元に這いまわったり、カナヘビが脇をスルスルと通り過ぎたりはしません。

菜園管理者の厳しい監視とチェックのもと、20分ほどで作業は終わりました。(メデタシ、メデタシ)

ここには、2月に春ホウレンソウとニンジンを植えます。

後で聞くと、冬に耕すことを「寒中耕起」といい、地中の土の均質化や害虫退治に効果があるようです。

 

 

 

 

 菜園全景。

白い覆いは日光と空気を通す不織布で、保温と虫除けを兼ねています。

この中で今育っているのは春キャベツ、ホウレンソウ、小松菜、水菜、リーフレタスなど。

おかげさまでこの冬、緑黄色野菜はわが菜園で足りています。

 

 

 

    

  覆いはありませんが、ニンニク。

 

 

 

    

  タマネギは根付いてきています。

ニンニクとタマネギは、初夏にかけての収穫です。

 

 

 

 不織布の中で育っている春キャベツ。

今年もなんとか、‘菜食生活’ に恵まれそうです。