オヤジのひとり言

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近松門左衛門の人形浄瑠璃「心中宵庚申」の主人公、

2013年04月23日 | オヤジのひとり言

 お千代と半兵衛(精華町植田)

 

板挟みの末に心中

京都南部の精華町にもこんな伝説が

 

 京都府精華町植田の来迎寺。

ある夫婦とその子の墓が立つ。

夫婦とは

近松門左衛門の人形浄瑠璃「心中宵庚申(しんじゅうよいこうしん)」

の主人公、

お千代と半兵衛のモデルになった男女だ。
 

作品は義理と愛情の板挟みになった

半兵衛・千代夫婦が心中へと向かう姿を描く。

近松七十歳の作品で、最晩年の世話物。

モデルの心中事件は一七二一(享保六)年、大阪で起こった。
 
大阪新靱油掛町(しんうつぼあぶらかけちょう)の八百屋半兵衛。

武士の出だが、八百屋の養子になった。

半兵衛の嫁が上田村(現精華町植田)の豪農島田平右衛門の二女千代。

二人は仲むつまじく暮らし、千代は妊娠四カ月。
 
しかし、幸せな生活は続かなかった。

しゅうとめは千代と折り合いが悪く、

半兵衛の留守中、勝手に千代を実家に帰す。

平右衛門は「半兵衛が自分の留守中に親に追い出させた。

親に自分の罪を塗りつける不孝者」と責める。

半兵衛は腹を切ってわびようとするが、

恩のある義母の非を世間にさらすことになる。

半兵衛は弁解せず、ただ千代を連れ帰る。
 
半兵衛は千代をかくまう。

それを知ったしゅうとめは怒る。

「世話してやった親が嫌う女房に孝行を尽くし、

親に不孝を尽くす恩知らず」とののしる。
 
嫁を憎んで追い出したとあっては義母の悪名は甚だしい。

「千代を呼び戻してください。自分が離縁しますから」と頼む半兵衛。

「その約束破ったら死ぬからね。

母を殺すか、

女房を離縁するか、

あんたの勝手次第」としゅうとめ。

義母への恩と平右衛門への義理、

そして千代への愛情。

どれも捨てられない。

三筋四筋の涙の糸がほおを伝う。
 
半兵衛は千代と死ぬ決心をする。

「あなたの孝行の道が立てば心残りはない」と従う千代。

庚申の夜、

生国魂(いくたま)神社(大阪市天王寺区)の境内で

半兵衛は来世での再会を誓い、

身重の千代を刺し、切腹する。
 
平右衛門は娘夫婦の死を悼み、

島田家の菩提(ぼだい)寺、来迎寺に墓石を建てた。

寺には享保年間の墓石と安政年間の二代目の墓石が並ぶ。
 
墓石には半兵衛と千代、

そして千代の腹にいた子の戒名が刻まれている。

「普段は訪れる人も少なく静かです」と寺の住職は話す。

悲しい心中を遂げた二人とその子が静かに眠る。

 

  

 【メモ】

来迎寺の最寄り駅は近鉄新祝園駅。

 駅西口前の府道を南に向かい、約400メートル。

 享保年間に建てられた墓石は角が取れ、小さく丸くなっている。

 伊藤住職によると、

 せんじて飲めば女性の更年期障害に効果があるなどとされ、

 寺を訪れた人々が削って持ち帰ったためだという。

 

今回はここまで・・        

続きは次回に・・          

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