今日は出張に行き帰りの電車で「21世紀のエネルギー地政学」という本を読みました。
やはり、エネルギーは食糧と並んで国のあり方そのものだということを再確認しました。エネルギー戦略そのものが国の将来を左右するのです。
未来の地球は、中東諸国に牛耳られているのでしょうか、或いはそれを嫌った大国との間で第三次世界大戦が引き起こされるかもしれません。というのは考えすぎかもしれませんが、世界中の国を相手に上手く立ち回ることが我が国政府にできるのでしょうか。不安です。
やはり、エネルギーは食糧と並んで国のあり方そのものだということを再確認しました。エネルギー戦略そのものが国の将来を左右するのです。
未来の地球は、中東諸国に牛耳られているのでしょうか、或いはそれを嫌った大国との間で第三次世界大戦が引き起こされるかもしれません。というのは考えすぎかもしれませんが、世界中の国を相手に上手く立ち回ることが我が国政府にできるのでしょうか。不安です。
で何を読んでいるかというと「一日一センチの改革」とモサド前長官の証言録です。
確かにアラブは80年代に欧米に手玉に取られた反省もあって、地下の資源をサステナブルな地上の資源と代替エネルギーに真剣に「投資」するようになったと言えます。
地球温暖化とエネルギーの同時解決の不吉なシナリオもないわけではありませんが、日本が生き残るためには、やはり「人財」と「技術」しかありません。
現状を見るに悲観的要素が目に付きますが、そうそう捨てたものでもありません。イノベーションを盛んにするというのが基本中の基本です。
秘策は色々無いわけではありません。
ただ、日本政府などに頼っていたら駄目でしょうね。
自分の足で立ち、自分の頭で考えないと大変になります。
何につけても他力本願では前に進めませんが、エネルギー権益の獲得にはやはり政府にしっかりしてもらわないと困ります。まあ、それは無理っぽいのでせめてイノベーションの足を引っ張るようなことだけはしないでもらいましょう。えっ、それも無理っぽい?
資源が豊富ある国は、独裁か、あるいは戦争・内乱か(イラク、、ナイジェリア、コンゴ等)
その点、今の日本を、攻撃・侵略しても、あまり侵略側にはメリットが無い。
一方、日本は江戸時代、鎖国政策で、国内でほぼ100%食料とエネルギーを自給したという世界でもまれな文明を持っています
それに自分の努力とは全く無関係に入ってくるお金と人生(例えば自家用ジェット機にエアバス800人乗り総額500億円也を買う幸せ)より、自分が創意工夫したもので、得られる人生の方が遥かに楽しいし面白いと感じています。
※風車のナセルの上で悟りを開きました(笑)
もちろんこれを是とするわけではありません。しかし、エネルギーの確保無くして現在の生活水準の維持もあり得ないわけですから、きれいごとだけでもすまされません。
再生可能エネルギーの導入に消極的な人たちは、将来のエネルギーをどうやって賄おうと考えているのでしょうか。
とりあえず、天然ガス、再生可能エネルギー、原発のベストミックスを探るしかないような気がするのですが。それからプラグイン(レス)ハイブリッドも調整役に組み込みたいところです。