朝、職場へ行って風車遠隔監視装置を見ると午前4時過ぎから1時間
おきに風車が故障停止していました。
現在、携帯用の遠隔監視装置は部下が自宅で管理しているので、早朝
から何度も起こされたことになります。
故障停止の原因は「ヨー制御エラー」でした。遠隔監視装置からエラー
を解除して、運転可能な状態にすることはできるのですが、1時間ほど
で再び故障状態になります。(実際には明け方から無風で風車が起動
することはありませんでした)。
風車の月次点検を委託している関電工に連絡すると沼津から1時間半
ほどかけてすぐに現場に乗り込んでくれました。その後、長崎の三菱
重工と連絡を取り合いながら原因を調査してもらったのですが、原因は
ホコリがヨーポテンション装置の周りにたまり歯車に食い込んでいたこ
とのようでした。ホコリの正体はナセルの内側に吹きつけてある、防火
材ではないかと思います。
その後、風車を起動して1時間以上経ってもエラーが出ないことを確認
して作業完了となりました。保守メーカ、風車メーカ双方にすばやく対応
してもらえたので、助かりました。深謝です。
おきに風車が故障停止していました。
現在、携帯用の遠隔監視装置は部下が自宅で管理しているので、早朝
から何度も起こされたことになります。
故障停止の原因は「ヨー制御エラー」でした。遠隔監視装置からエラー
を解除して、運転可能な状態にすることはできるのですが、1時間ほど
で再び故障状態になります。(実際には明け方から無風で風車が起動
することはありませんでした)。
風車の月次点検を委託している関電工に連絡すると沼津から1時間半
ほどかけてすぐに現場に乗り込んでくれました。その後、長崎の三菱
重工と連絡を取り合いながら原因を調査してもらったのですが、原因は
ホコリがヨーポテンション装置の周りにたまり歯車に食い込んでいたこ
とのようでした。ホコリの正体はナセルの内側に吹きつけてある、防火
材ではないかと思います。
その後、風車を起動して1時間以上経ってもエラーが出ないことを確認
して作業完了となりました。保守メーカ、風車メーカ双方にすばやく対応
してもらえたので、助かりました。深謝です。
無風状態で「ヨー制御エラー」が発生して
ヨーポテンション装置の周りにホコリがたまり歯車に食い込んでいた。ということですよね。
ホコリが食い込んでいた歯車は、
ヨーポテンション装置(ナセル回転方向検出用センサー?)なのでしょうから、
想像ですが、
①センサーそのものの構造が、可変抵抗器の様に思います。
で、ホコリ噛み込みにより軸に横方向の力が掛かり、
内部に無理な力が掛かり接触不良が発生し
4~20mAの出力電流が流れなくなって
(又は電流の範囲が逸脱)エラーが出た
という事なんでしょうかね?
②もしかしたら"歯車"の部分が"減速機"になっていて
ホコリで軸がズレ、センサーが空回りして
ヨー制御を指令してもセンサーからヨーの位置検出が変化せず
「回転した値」が戻ってこないので「エラー」が発生したのか?
①でも②でも当面は「ホコリを噛み込ませない」という対処で対応し、センサーには気を付けておく(必要なら交換も考える)というのが妥当な判断でしょうね。
いずれにしても、無風状態でナセルを操作する必要は無いはずですので、装置の自己点検中にでも発生したものと思いますが?
もし自己点検中のエラーであれば、次の自己点検中でなければ発生しない"条件"も有ると思いますので
(1)次の自己点検は、いつ実行するのか?
(2)自己点検実行の為の条件は何があるのか?
(3)自己点検中かどうか遠方監視装置で確認出きるのか?
などメーカーと確認しておいた方が良いと思いますがどうでしょうか?
ということで参考にでもなればと思い書き込みました。それではまた
風車メーカと直接話をしていないので、詳しくわかりませんが、当町風車は一方向に270度までしかヨー旋回できません。これはコンピュータで制御しているはずですが、何かの拍子にそれ以上ヨーが回ってしまうと、機械的にリミッターを叩いてヨーが止まるのですが、歯車はそのためのものだったような気がします。
無風なのにエラーが発生したのは多分、1時間に1回ほどの間隔でセルフチェックがかかるからだと思います。(風車メーカに確認したわけではなく私の推測ですが)。
今後は今回ホコリが集まっていた歯車部分を月次点検の際の確認項目に追加してもらおうと思います。