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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

今月は風況が良くありませんでした

2010-05-31 19:24:38 | 風車日記
今月は気温が不安定な状態が続きました。天候不順だと風が吹きそう
な気がしますが、今月は例年と比べて風は非常に弱く、風力発電の方は
散々でした。

先日、東京電力が銚子沖で洋上風車の実証試験を行うことが発表されま
したが、鳥取県湯梨浜町の沖でも洋上風車の建設を目指して調査が計画
されているそうです。計画が順調に進めば2012年1月に着工して、年末
には稼働する見通しです。
3mW機を10機で風車の全高は130メートルだそうです。事業費は100億円
以上が見込まれています。
ただし、漁業権の調整もこれからのようですから、実現までは曲折があ
るかもしれません。

洋上風車の計画は結構なことだと思いますが、個人的にはまずは陸上に
風車をしっかり建て尽くすことが先決ではないかと考えます。まだまだ、
陸上にも適地はたくさん残っているのですから。

洋上風車研究事業

2010-05-20 20:44:55 | 風車日記
東電とNEDOが共同研究事業として銚子沖3㌔の洋上に2MWの
風車1基を設置するそうです。
それにしても1基で33億円とは驚きです。本当はせめて3基
ぐらいは設置してデータを取得して欲しい気がします。同じ
メーカーの同じ機種でも設置場所が少し違うだけでも風車の
傷み方など微妙に変わってくるのではないでしょうか。

設置されたら是非見学に行ってみたいですね。東電さん是非
見学会を開催してください。また、2/3は国費のようですから
取得されたデータや成果を逐次公開して欲しいと思います。

風車4月の設備利用率

2010-05-13 21:46:58 | 風車日記
東伊豆町営風車4月はがんばりました。
風力発電: 運転状況(設備利用率等)

3号機の設備利用率は38.2%でした。5月に入って風況があまり良く
ありませんが、1年通じて故障さえしなければ、そこそこの発電は
期待できます。故障さえしなければね。

しかし、6月にちゃんと定期点検できるのだろうか?

出力変動緩和型風力発電所

2010-05-09 17:35:00 | 風車日記
日立エンジニアリング・アンド・サービスが青森県五所川原市で建設
を進めていた、出力変動緩和型風力発電所が運転を開始したそうです。

エネルコンの1,930kW×8機に4.5MVAのインバータと長寿命鉛電池
10.4MWhを併設しているそうです。

東北電力が募集した出力変動緩和制御方式の要件では任意の時刻から
始まる20分の時間枠内での出力変動率を風車定格容量の10%以内に
維持することが義務付けられています。

今回使用された鉛電池はNaS電池に比べて充放電の応答性能が2倍
以上であり、また温度管理用のヒーターなども不要なため、低コス
トであることも特徴だそうです。

本当は蓄電池無しで風車を連系できるのが理想だとは思いますが、
電力会社の要求を無視することはできないので、次善の策というこ
とになるのでしょう。

でも本気で新エネ導入を促進するつもりなら、系統の強化を進めて
欲しいですね。

【追記】
テレビでゼファーの小型風車が取り上げられていました。
当町でも公園に設置しており、製品はしっかりしていると思います。
ただ、一般的に住宅街は強風が吹くところを避けて広がっているこ
とが多いと思うので、一般家庭では趣味なら結構ですが、実用性は
あまり期待しない方が良いでしょう。

家が揺れるほどの風がしょっちゅう吹くという地域に住んでいる人
以外は太陽光発電の方が無難です。

洋上風車で原発10基分だって

2010-05-08 20:26:09 | 風車日記
静岡新聞によれば

【政府の総合海洋政策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)が検討して
いる「海洋再生可能エネルギー戦略」の素案が8日、明らかになっ
た。海洋に風力発電の設備を設け、2020年までに原子力発電所
10基分にほぼ相当する1千万キロワット以上の電力を生み出すこ
とを目指す。波力や潮流を使ったエネルギー技術も開発。1年後を
めどに財政支援などの具体案をまとめ、温室効果ガスの削減や沿岸
部の地域振興につなげる。】

とのことです。

原発1基が100万kW相当で設備利用率60%とすると、設備利用率35%
の3M風車が6,000機ほど必要でしょうか。風況調査やアセス、漁業
権の問題も含めて今後10年間で現実可能とは思えません。
私の知らないすごい技術革新が起こっているのなら別ですが。

まずは陸上風車をしっかり建てて、しっかり回してそれから海に出る
というのがあるべき姿ではないでしょうか。

【追記】
別の報道では風車は2千基とのこと。ということは、kWhではなくkW
のことのようです。マスコミは発電量と設備容量の区別もわかって
いないことが多い。勉強不足ですね。

固定資産税と地方交付税

2010-05-07 20:56:30 | 風車日記
最近、風車建設反対の理由の中に、「風車が建設されて固定資産税
が増えると言うが、その分、交付税が減るから増収になどならない」
という主張を見かけるようになった。

固定資産税の増額と交付税の減額を差し引きすると実際に増収となる
のは固定資産税相当額の26.5%です。

しかし、こういう発想は地方自治について考える必要が無い人か、考
えてもわからない人がする議論だと思う。

風車メーカーの保守に対する姿勢について

2010-04-30 21:08:54 | 風車日記
今頃になってやっと風車メーカーの三菱重工から今年度の保守に
関する見積もりが担当に送付されてきたそうだが、相変わらず
当初に提出された10年計画を無視した金額のようだ。

この件に関しては私が担当だった時から何度も話し合いを行い当
初の10年計画の基本線は守ってもらうことになっているはずだ。
何度も言うが、当初の10年計画は当町からは一銭も値切っていない、
言わば、風車メーカーの自由な意思により提出されたものだという
ことを忘れてもらっては困る。

しかも、この10年計画は風車メーカーとして予防保全の観点から
壊れる前に消耗部品を交換する推奨(理想)形の計画だという説明
をしていたのに、毎年その計画の1.5倍~2倍近い金額の見積を提出
してくるとは、馬鹿にするにもほどがある。
正直、腹立たしい。

環境省の騒音・低周波音調査について

2010-04-22 21:25:54 | 風車日記
過日、環境省が愛媛県伊方町、愛知県豊橋市及び田原市
で実施した風車から発生する騒音と低周波音についての
調査結果を発表しましたが、それを受けて「風車から健
康に影響する低周波音が確認された」という誤解を与え
るような報道をしたマスコミがありますが、完全にミス
リードだと思います。

環境省の調査では低周波音は測定されましたが、それが
人体に悪影響を与えるものだということは一切明らかに
なっていません。

また、発電用大型風車から低周波音が発生していること
についても今までも測定データにより確認されており、
問題なのはそれがどの程度の大きさで体調不良とどのよ
うな因果関係があるのかということです。

日本風力発電協会のプレスリリースには以下のように記
されています。

(*)調査結果からは、以下の3点が明らかになりました。
なお、一部の新聞報道におきまして、「発電用風車から健康
に影響する低周波音が確認された」という趣旨の記述があり
ましたが、今回の発表は、低周波音と健康被害のこうした因
果関係に関する結果や事実については言及しておりません。

1.20Hz以下の超低周波音は、4箇所の計測地点すべてが感覚
閾値に比べて十分に小さい値であると確認さ れた。
20Hz以下の周波数成分が、超低周波音の感覚閾値(人が感じ
取ることのできる最小レベル)よりも20dB程度小さく(百分の一)、
個人差(5~10dB)を考慮に入れても十分に小さい値である。

2.風車から発生していると見られる可聴音領域の騒音値変化
が測定されたケースがあった。
豊橋市を除く3箇所の計測地点では、風車の運転/停止により、
可聴音領域の騒音値変化が測定された。
豊橋市の計測地点では、風車の運転/停止による可聴音領域の
騒音値変化が測定されなかった。

3.今回の測定結果については、更なる調査・検討が必要である。
風が騒音計(マイク)に当たることで生じる風雑音により、強
風時に計測値が高くなる問題があるため、風雑音の影響を更に除
去することが必要である。風車近傍において特徴的な周波数成
分が見られ、この音源を特定する必要がある。

以上は転載ですが、詳しくは協会のホームページをご覧ください。



いい加減にして欲しい

2010-04-14 20:47:49 | 風車日記
風車のメンテナンスについて、次年度の予算要求期限の12月
初旬までに見積もりが欲しいと風車メーカーに毎年依頼して
いるのだが、22年度の保守点検の見積が未だに提出されてい
ない。

昨年も同じような状況で希望していた6月に点検をすること
ができなかった。自分はそのことが昨年8月の2号機の故障
を招いたのではないかと思っているが、今年もこのままだと
昨年の二の舞になりかねない。

こういう現状なので三菱重工がナセル工場をアメリカに建設
するという報道も見ても素直に喜べない。
たった600kw×3機のメンテナンスなんて本当はかかわりたく
ない馬鹿らしい仕事だということだろう。

これが自分のかかわる風車でなければ三菱重工の気持ちは良く
わかる。しかし自分は当事者なのでどんなに小規模な風車でも
売った責任というものがあるはずだと言いたい。

昨年、21年度の見積りが遅れた際にも、来年からは10年計画
に沿った金額で4月に契約できるように見積りを提出すると
言ったのは嘘だったのか?いい加減にして欲しい。

天草市通詞島の風車2年7カ月ぶりに復旧

2010-04-12 21:20:07 | 風車日記
以下、読売新聞の記事の転載です。

天草市五和町の通詞島で、落雷を受けて故障していた市の風力発電施設の修繕工事が完了し、2年7か月ぶりに発電が再開された。トラブルが相次いだこの4年間の稼働実績は、わずか6か月。年間300万円程度あった売電収益も、4年間で計約90万円にとどまっていた。市と島民は「もう故障しないで」と、祈るような気持ちで復活した島のシンボルを見守っている。(桜木剛志)

 施設は島の西端にあり、旧五和町が1999年3月、〈1〉浴場やレストランなどを備えた島の交流施設への電力供給〈2〉余剰電力の売電〈3〉観光のシンボル――を目的に設置した。

 高さ41・5メートル。長さ15メートルの羽根3枚を備え、最大出力は1時間に300キロ・ワット。総事業費は約1億5600万円で、県やNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助を受けて整備した。発電事業は2006年3月の合併に伴い、市に引き継がれた。

 最初のトラブルは、市が発足して間もない同年6月。砂混じりの潮風にさらされ、羽根の付け根部分が劣化。市は約1420万円かけて修繕し、07年6月に発電を再開したが、その2か月後に落雷に見舞われ、羽根を動かす心臓部の発電制御板が焼損。今度は約510万円かけて復旧させたが、完工検査を翌日に控えた08年1月、再び落雷に遭い、取り換えたばかりの発電制御板が壊れた。

 相次ぐトラブルを受け、市は、五和地区住民に再稼働の賛否を問う意向調査を実施。「不確実な事業に多額の税金を投じるべきではない」との批判もあったが、回答者の約4分の3が「沖合の野生イルカと合わせ、豊かな自然のシンボルとして復活させるべき」と再稼働を望んだ。

 市は約3040万円を投じ、電流を地面に逃がす避雷器を、本体に12か所設置するなどの対策をとり、発電再開にこぎつけた。市は「最も効果的な対策を施し、今度こそ大丈夫だと信じている」としている。

(2010年4月11日 読売新聞)

理解のある住民の方たちの期待に応えられるといいですね。
高さ41.5mしかないのに度重なる落雷被害を受けているようですが、
天草市は雷が多い場所なのでしょうか。もしそうだとしたら、最初
からもう少し雷対策に力を入れた方がよかったと思いますが、建てて
みないとわからないことも多いでしょう。

合併していることも復旧を遅らせた原因の一つかもしれません。
合併で風車を引き継いだ所は、風車を建設した自治体と比べて思い
入れが無いでしょうから、税金投入の決断が難しいのではないでしょ
うか。

とにかく、無事に運転が続けられることを祈ります。