空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

由利本荘クリテリウム2016 ミディアム

2016年10月04日 19時56分58秒 | レース・イベント
今年も参加しました。
由利本荘クリテリウム2016。

晴れて気温もほどいい暑さ。



昨年は勝利には程遠い貧脚。
落車にも巻き込まれる不運。

今年も貧脚。
去年よりは少しマシかな、
といった程度。

落車だけには遭いたくない。



去年とは逆向き(反時計周り)となり
ゴールまでは長い直線となった。



スプリント力が無い自分には
"逃げ"の戦略でしか勝利が
望めそうにない。



試走して何処が仕掛け処か、
作戦を考える。

海岸沿い直線は向かい風。
そこから曲がると登り。

登り終えて曲ると、
ちょっとだけ道が狭まる。

すぐ広くなりゴールまで
長い一直線。

登りの所が仕掛け処だな。
と、思っては見たものの、

今の自分の実力では
ゴールまで逃げ切れそうにない。

上位の位置にだけ紛れて、
後は適当にする。

という作戦に。


試走中、弘大チームの
PKさん、MKBくんと合流。

アタックしたら付いていく。
アシストの機会があれば
発射台になろうか、などと雑談。

やれるかな?
それすら無理っぽい。



ミディアムクラスがスタート。



大きな逃げ集団ができることない、
と予想。終盤まで後方にいることに。

1周後、先頭に逃げ集団が見える。
予想、早速外れる。



PKさんがそれに乗っていた。

知る範囲でズバ抜けた実力者は
いないのでいずれ吸収さると予測。

3周ほど泳がされ、やっぱり合流。

後半から逃げアタックがあれば
それに乗ろうと様子を見るが、

勇者が現れない。

自分も最終周回以外で、
どこが"逃げ時"なのか
判断が付かない。


ずっと温存した走行に。


コーナーで間延びしたのを
追いかけるときだけ疲れるが、



想定内。皆そうなんだろうけど。

体力を温存した"皆が"最終周回で
どんなことになるやら。


ただ、どうも今回は、
横にズレる動作が多い。

前や横との接触に安全な
距離をとるため離れるのだが、

中切れの心配しすぎか?
追い抜いて割って入るのが多い。

そして横移動や割り込み時に、
手でサインを出している。





今年のトレンドか?

いままで気づかなかった
だけだろうか。

分かりやすくていいのだが、
割り込ませる気は無い。

が、全体のあちこちで起きているので、
思った以上に走行ラインがずれる。

まだ危険な感じはしないが、
終盤になれば声も手も
出す余裕はないはずだ。

大丈夫だろうか。


走行していて、今年は、
アウトが走りやすい事が判明。



前に上がりやすいので有り難い。



ラスト周回。
の直前。仕掛けた人が!



一気にペースが上がる。

まずは上位へ位置取り。



単独逃げを狙う人が!
しかし、疲労いっぱい感が…



先頭の後ろに付くつもりで
上がったつもりが、行きすぎた。

先頭に立ってしまった。
まだ2km以上はある。



今"逃げ"ようとしても、
きっと利用されるだけ。

疲弊したくはないので
秘技を発動。

先頭頑張って引いたので
すんごく疲れて速度ダウン
、のフリ。

(30秒も引いていない)



スルッッと後退し、
ほどほどのところでビタッと
集団半ばに貼りつく。

上位に戻りたいが今は難しい。



皆がいい位置につこうと
前後左右で忙しい。

問題はこの次だ。
海岸沿いからコーナー、登りへ。



試走で逃げを撃つならココ!
という算段はあったが、
結果は位置取りに失敗。

とはいえ、まだ先は長い。
ここでなんとか
良い位置へ戻らねば。



先頭がアタックしている
ように見える。

内側は詰まり気味で、
追い上げれない。

(皆ガシャガシャ動いているので、
見た目以上に入り込めない)

外側が空いている。

横に人が居ないし今なら。
と、ガッツリ斜行。



後ろの人に怒鳴られる。

申し訳ない。

が、謝る余裕はゼロ。

後ろを見るのも
手で合図するのも、

それをすること自体が
危険過ぎてできない。



登りが終わり、コーナーを曲がると
もうゴールまでほぼ直線。



緩いコーナーを抜け
狭い道を抜けると、
最後の直線へ。



道が開けて外側に
誰もいないところが。

スプリントするなら
このコース確保だ!



前が完全に誰もいない。
ドラフティングは不要。

勝てる人はきっとここで
行ってしまうだろう。

だが、登りでかなり疲弊。

スプリントにはまだ早い。

コースだけ確保をして、
もうちょっとしてから…

少しパワーを押さえる。



中央に人がドッと押しあがってくる。
チョット押さえただけなのだが…

そんな時では無いのだな。
出し尽くすべき時なのだと。

一端下げたパワーを
再度上げようとしたそのとき。


斜め前の人が…

さらに隣の方と、



接触したっっ!!!
ハンドルが、ブルンブルン!!!!



まじかいっ!!!

この直線で??!!
この速度で???!!!!
(50km/h)

やめて!!こっち来ないで!!


あ、去年、自分1回転させれたんだ…



悪夢が蘇り、背筋が凍りつく。


逃げられない!
止まれない!

助けてっっ!!あっちいけっっ!!


うぎゃーーーっ


心で悲鳴を上げながら
ちょっとだけだが、

必死で躱すっ!




「ギャギャギャギャガラガラ」
「パッキン」




あ、、カーボン折れたな…






……免れた。


足が止まっちゃったよ。

まだ200mはあるかな?



ゴールが、凄く長く感じる。



ダメダメだったな…。

スプリント、戦略云々ではなく、
単純に持久力が不足している。

登りの後からゴールまでは
わずか2分半ほどだった…

これ耐えなきゃねぇ。


全力を維持出来きなかった
のは来年への課題。
(休日が少なくてロング行けないのが
一番の原因な感じはあるが。)




落車の状況は、救急車が来る
事態となってしまった。



PKさんが巻き込まれ、
かなりの大けがを
負ってしまったようだ。


去年に続き、またもや
達成感を奪われた感じ。

残念としか言えない。



ゲストの栗村修さんが、

安全そうな幅の広い直線の道
の方が落車が起きやすいとのこと。

http://www.toj.co.jp/?tid=100811

コース作りは難しいんですね。

来年も開催を期待して、
リベンジだ!



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