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旧高野家離座敷

2018-11-20 00:04:28 | 浦和
さいたま市緑区大間木の住宅街にひっそりとある「旧高野家離座敷」。


江戸時代末期の蘭方医、高野隆仙が母屋の離れとして建てたものです。
もともとは赤山街道沿いの旧高野家の敷地内にあったもので、2005(平成17)年に解体修理復元工事が行われました。



茅葺寄棟で4畳半と3畳の2間の小さな建物。
高野隆仙はシーボルトの弟子である高野長英に師事し、大間木村に戻ってからは父の後を継ぎ、蘭方医として診療していました。
蛮社の獄で捕えられていた蘭学者の高野長英を、逃亡途中にこの離れ座敷にかくまったそうです。
その後隆仙は長英をかくまったことで捕えられ、そのときの拷問の傷が原因で1859(安生)年に49歳で亡くなりました。


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2 コメント

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歴史ある家屋 (win)
2018-11-28 17:42:55
街中にひっそり佇む歴史ある建物、
残してくれてありがたいですね。
この、お医者様の思いや信念が感慨深いです。
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winさんへ (くてくて)
2018-11-28 18:01:45
winさんへ
きれいにそしてひっそりと保存されていました。
高野隆仙という名はここで初めて知りました。
もっと知られてもいいのになぁ。
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