くてくてのフォト日和

-カメラのおかげ-

厄神様は突然に

2016-01-20 17:41:41 | てくてく
大師橋を渡り大田区羽田を歩いていると、住宅地の中に突然に神社が現れました。
鷗稲荷神社(かもめいなりじんじゃ)です。付近の六郷川(多摩川)にはカモメが多く、漁の兆しとしてまつられたそうです。


鳥居に弘化2年乙巳年3月吉祥日と刻まれていることから、1845 (弘化2)年には創立されたものと思われます。


「羽田道」は東海道内川橋(大田区大森東)から弁天橋(大田区羽田)まで。
弁天橋といえば羽田の大鳥居近く。
鴎稲荷神社前は羽田道の「羽田七曲り」の一つ。このあたり、曲がった路地がたくさんありました。


神社の手水の水が井戸水です。井戸水はとても久しぶり。


江戸時代、海上安全、大漁祈願、火伏の神様として多くの人々が参拝したそうです。


隣には


「厄神様」。厄除の神様として祭られています。
疫病神と間違えて読んでしまっては罰当たりですね。