リタイヤ親父の暇つぶし

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ANOVAでの牛肉の内部温度測定(ローストビーフ編)

2016年04月08日 | ANOVA
昨日コストコで買ってきたアメリカ産の牛肉ブロックから550gのブロックでローストビーフを作ります。塩1.5%と胡椒をまぶし赤ワインも入れて7時間ほど冷蔵庫で寝かしました。

表面の水分を拭き取りフライパンで表面に焦げ目を付けます。


さらに熱電対が動かないようにするために肉をたこ糸でしばります。

中心部を測定する熱電対を差し込みます。最初に肉の厚みの半分の長さで折り曲げておきまっすぐ差し込みます。たこ糸に熱電対を細いたこ糸で縛ります。

ジップロックに入れてANOVAの温度が上がるまで冷蔵庫に置きました。表面も中心も約15℃になりその後55℃で湯煎をします。


湯煎開始後の計測温度です。1分ごとにデータを自動記録してくれます。6時間ほど湯煎します。湯温が55℃になったので肉を入れ温度測定を開始しました。

3時間を過ぎた頃熱電対の温度を見たところ表面は65℃になっています。ANOVAのは55℃を表示していました。

アルコール温度計で湯温を確認すると67℃でした。

ANAOVAのコンセントを抜いて電源を入れ直すと68.6℃を表示しました。この時点で湯煎を終了しました。

肉の温度測定結果です。2時間を過ぎた時点で温度調整が効かなくなりヒータへの通電しっぱなしになったようです。原因が不明です。再現テストのため24時間連続で湯温を測定してみます。今後は湯温測定用の温度計を併用していきます。6.5cmの牛肉を55℃で湯煎すると中心部が設定温度になるのにグラフから推定すると約4時間かかります。ローストビーフの加熱k時間55℃×6時間は妥当だと思います。硬い肉なら時間を長くする必要があるのかと思。

出来上がったローストビーフです。一切れ食べてみました。柔らかいです。美味しい方の部類です。178円/100gとは思えません。