支配するものはなにものぞ。
震えはまったく止まらない。
望みながら行えない、
この未熟のこころ。
つながりはいずこへ。
私は無知であり、
一匹の餓鬼である。
戦うことをよしとしない。
血に飢えたゾンビである。
くさってゆくがよい。
黒カラス
死をついばむ闇のままで
無下を欲しがる
傷でまう羽
欲してしまう
黒の粒を
そして吐き出すこの嫌悪の為に
悩ましき目玉の光り
それはどこを見ている
飲み干そうとうごめいて
変わりゆく仮定の酷使
赤はうめいて
黒を研ぐ
正しさは痩せ細り
規則正しく雷鳴
心の蔵は刺激され
幻の翼がいたいほどに
蛙に話しかけた少年
真っすぐ見つめた先には
誰もいないが
語りかけた少年
少年は知っている
すこし当惑もいる