心の中に残っている
たった一つの光は
泪という湿り気で
生命の灯火をかろうじて
立たせている
存在という呪縛は
横たわる
掟の水面と時の源
外れた道は
奇妙な美しさを見せる
マヤカシの甘美の手つきで
もう一度あなたと共にしたい
窮地な夜明けは心を裸にする
一途な墜落
閉じた悲しみは
潜めて壁に貼りつく
丸まっていく裸体
鎮まらぬ疼き
暴走しそうになる逆様の針
飛び出てきた世界は
僕とあなたを残して
あとは街の名残りが
色褪せるだけ
たった一つの光は
泪という湿り気で
生命の灯火をかろうじて
立たせている
存在という呪縛は
横たわる
掟の水面と時の源
外れた道は
奇妙な美しさを見せる
マヤカシの甘美の手つきで
もう一度あなたと共にしたい
窮地な夜明けは心を裸にする
一途な墜落
閉じた悲しみは
潜めて壁に貼りつく
丸まっていく裸体
鎮まらぬ疼き
暴走しそうになる逆様の針
飛び出てきた世界は
僕とあなたを残して
あとは街の名残りが
色褪せるだけ